2011年8月1日月曜日

The Ledbury (ロンドンレストラン)

ノッティングヒルのおしゃれなお店が並ぶかわいい通りにある人気のレストラン、The Ledburyに行ってきました。
ランチが遅めのイギリスでは12時に予約するとほとんどと言ってよいほど最初のお客さんになります。今日は従業員の打ち合わせが長引いたらしく、私たちが席に座ってしばらくしても皆さま真剣な顔で打ち合わせを行っていました(笑)。

12時半を過ぎると次々に予約のお客様が・・・。客層は主に30代前半のヤングエグゼクティブ風です。さりげなく着ているボロボロ風のTシャツやジーンズもきっと値段を聞いたらびっくりするようなものではないかと想像をめぐらせます。


さて、私たちのテーブルは3コースの日曜日のランチにすることに。アミューズブッシュはパリパリのケースに入ったフォアグラのムース。



パンは3種類ありました。










ブリオッシュ風のものやベーコン&オニオン入りのロールもありましたが、お食事にはサワードーの
外はカリカリ中はもっちりのパンが一番美味しかったです。


前菜はホタテ貝のカルパッチョ、お魚の卵とパルメザンのグラニテ添え。さっぱり美味しい一品。


こちらはさばの直火焼きアボカドソース。和食の影響を大いに感じさせる一品。のり、ごま、シソが使われています。小さなシソは最近ロンドンのレストランでもちょっと”ポッシュ”な食材として注目されているそうです。手前にあるのは生のサバを細かく切ってコリアンダーのムースと合わせたものを包んだクレープ。このお皿、私にとってはフレンチというより和食の発展形。ご飯とお箸があればそれはそれで定食屋さん風に楽しむことが出来そうに思うほど日本人にとっては普通の品(でも本当は普通ではない・・・)なのですが、そこをフレンチにするところが若きシェフの斬新なところです。


メインはポークとラムにしました。ポークは腹肉と顎肉を八角やシナモンなどのスパイスで焼いた一品。皮もパリパリです。人参のピュレ添え。

ラムはこれまた2種類の部位をローストしたもの。添え物のなすが、田楽!すっかり味噌を塗って焼いたものだと思っていたのですが、後から説明を見てみると黒砂糖とにんにくのソースを塗って焼いたものだった模様。でもこれは茄子田楽からヒントを得たに違いないと未だに信じて疑っていません。

デザートは白桃のパフェ、別皿にピーチのアイスクリームが添えられたロールケーキ付き。さっぱり美味しい品。











大感激のチョコレートケーキとラヴィッジのアイスクリーム。濃厚なチョコレートに少し個性のあるラヴィッジの相性が最高!もう一度食べてみたいと思うデザートでした。

プティフールはかわいらしい缶の箱に入れられて出てきました。もちろん細かいところにも抜かりはなく、一品一品に愛情を込めて作っている事を感じることが出来ます。

お食事が美味しいのはもちろんですが、内装も明るくサービスも素敵なので近いうちにまた是非行ってみたいと思います!