2010年11月20日土曜日

ストックホルム旅行(レストランEsperanto)

美味しいものを食べにストックホルムにやって来ました!
閑静な住宅街の真ん中にあるそのレストランの名前はEsperanto。中央駅から地下鉄と徒歩で30分程度です。




無国籍風です。







中はオープンキッチンで、インテリアはシンプル。目の色が濃い日本人にも嬉しい明るい照明です。



テーブルに何気なく飾っているお花も素敵。





テーブルに着いた時すでにインテリアの一部と化していたものは実は最初のおつまみでした。鮭の皮のフライ。甘いメレンゲにつけて頂きます。



おつまみその2は甘いマカロン。中身は燻製のハム。



おつまみその3はポテトのフライを日本酒に浮かべたもの。私たちが日本人と知ったウエイターさんが「このお酒は大吟醸です」と嬉しそうに説明してくれました。



最後のおつまみはクレープ。ビーツ添え。正直これはよくわかりませんでした。




最初に登場したのは牡蠣のアイスクリーム。エシャロットと良く合っています。それにしても美しい盛りつけ。




生の牡蠣の上にイカやハムなどがのった一品。





次のお料理はメニューに「秋の杏茸はどこで探せば良いか」と書かれていてなんだか怪しげ。まずは湯呑に入った杏茸のコンソメが出されます。次に出てきたお皿の中をみてびっくり!まるで森の中の一部がテーブルにやって来たかのよう。土の部分はポテト。苔の部分はほうれん草や海苔。岩の部分はクリスピーに揚げた粉などなど、本物の森そっくり!本日の「サプライズ賞」です。






サンゴのキャンパスが運ばれてきました。そのキャンバスに事前に目の前で熱湯をかけられていた魚の切り身が盛りつけられます。オレンジ色のソースはほたての卵のソースです。そして卵のように見えるのはタピオカ。気分は海岸に打ち上げられた浦島太郎。














次は木箱に入った一品。日本の懐石料理のようです。大根の桂むきの上には赤座海老、フォアグラにほたてのヒモ。上には雲丹の粉がかかっています。横に添えられているのはヘーゼルナッツのアイスクリーム。




次のお料理はテーブルの上で瞬間燻製にした仔牛のタルタル。
















次のお料理はお豆とトリッパの煮込み。上にはトリュフがたっぷりのせられています。大根のヴェールを開けるとふんわりと漂うトリュフの香りも楽しい演出です。















お肉料理は野生の鴨。こちらもテーブルで切り分けてくれるなど楽しい演出は欠かしません。




デザートの前の甘い一口はりんごジュースのホワイトチョコレート包み。

デザートにもヴェールがかかっています。こちらはりんごを色々な食感と味で楽しませてくれる一品。














最後のお茶菓子はこんなに小さな楽しいお菓子。白みそを使ったキャラメル、抹茶たまご、チョコレート&アラブ菓子でした。


お店を出る時に頂いた最後の一品はたばこの形をしたチョコレートとスウェーデンの伝統的な噛みタバコ風のリンゴのお菓子。



エスペラントは味、量、サービス、雰囲気、接客、全てにおいて大満足の素敵なレストランでした。またストックホルムに来ることがあったら是非次のメニューを試してみたいものです。

このお店はブラジル人の作家パウロ・コエーリョが書いた本「アルキメデス」からインスピレーションを受けて出来たお店だそうです。このお店に来て「アルキメデス」を読み返してみたくなりました。

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