2012年3月3日土曜日

スイスの美味しいもの:スイス旅行4

古い小麦粉を使っているのでパンが美味しくないとか高いとか悪評高いスイスのお食事事情ですが、スイス航空で出てきたシンプルなサンドイッチはとても美味しかったですし、たまたま入ったレストランもなかなかのものでした。
ランチに立ち寄ったベルン駅の近くのSassafrazはおしゃれで落ち着く雰囲気のお店です。

パンは極めて普通でしたが、ドライトマトのペーストがついてくるあたりがおしゃれです。お店のオリジナルサラダは沢山入った木の実が良いアクセントになっておりさっぱりした一品でした。

メインで頼んだコルドンブルーはお店の自慢の一品だけあって美味しかったです。このボリュームにはびっくり。付け合わせはスイス名物のレシュティ。短冊に切ったじゃがいもを一度茹でて沢山の油で揚げ焼きしたもの。カロリーは相当なものだと思います(笑)が、美味しかったです!でもこの1品だけで3,500円はちょっと信じられないお値段。タリンだったら3コースに食後の飲み物を入れてもおつりが出そう・・・。


帰りの電車の中でゆっくりデザートを楽しむことにしました。

選んだのはマロンケーキ。素朴な栗の味でした。

チューリッヒでは名物の仔牛の薄切り肉のクリーム煮を頂きました。こちらもレシュティ添え。




スーパーでは沢山のハイジ商品に出会いました。私は日本のアニメのハイジの方が好きですが・・・。
















チューリッヒのお勧めは何と言っても Sprüngli。空港や駅など至る所に支店があります。












本当はカフェでゆっくりしたかったのですが、時間がかなったので、サンドイッチとケーキをお持ち帰り。 シンプルなものでしたが、素材の味を存分に楽しむことが出来るすばらしいお味でした。また是非色々試したいものです。こちらのマカロン(ルクセンブリゲリ)はとても有名です!


美しい街ベルン:スイス旅行3

ベルンの駅を出ると目の前が聖霊教会です。
シュピタル通りに出るとそこはショッピングアーケード(欧州で一番長いアーケードなのだとか)。地上にも地下にもかわいらしいお店が並んでいてまっすぐ歩くことはほぼ不可能。しかも道の真ん中には至る所に噴水があります。歩行者天国と間違えてしまいそうな通りにもトラムが走っていて、ぼんやりしていると轢かれそうになってしまいます。











まずは目抜き通りを東方へ。熊園まで歩き、長い坂道を上ってバラ公園まで行って市内の展望を楽しみます。











帰りは寄り道をしながら同じ道を戻ります。まずはゴシック建築(1406年~1416年)の市庁舎。


隣には近代的な教会そして、市庁舎前の広場には定番の(?!)噴水があります。














次は大聖堂(1421年~1893年)。

正面入り口の最後の審判の浮彫(234体)は見応え十分です。

中には美しいステンドグラスもあります。











塔が修復中なのは少し残念でした。

大聖堂の脇に広がる公園からの眺めも素敵でした。
アインシュタインが住んでいた家を通り過ぎ、


再び時計塔をとおり



市民の憩いの噴水や

少し怪しい日本語が書かれたレストラン


などを眺めつつ、最後の目的地ベルン美術館へ。
ここではクレーの絵を鑑賞。パウル・クレーはここベルンで半生を過ごしたようで、ベルンにはパウル・クレー・センターもあります。













やはり芸術は難しい・・・。
クレーの絵だけが目的でしたが、意外や意外、ベルン美術館には、ピカソ、ゴッホなどなど、有名どころの絵が無造作に飾られていて見応え十分でした。

ベルンのシンボル:スイス旅行2

ベルンは1191年、当時の公爵がU字に流れるアーレ川に三方を囲まれた自然の要塞を利用して生んだ街です。伝説によると、街の建設中公爵が最初に捕まえた獲物が熊だったところからこの街の名前がついたとか。街の旗も熊印です。ベルンの旧市街は世界遺産としても登録されています。

街の目抜き通りを歩いて行くと熊園があり、そこにはかわいい熊が飼われています。ちょうどぽかぽか陽気の中で気持ちよさそうにお昼寝しているところでした。












街のいたるところにシンボルの熊がいます。