River Cafe （ロンドンレストラン）

本日はテムズ川沿いの人気のイタリアン、リバーカフェに来ました。ここ、リバーカフェは１９８７年にオープンして以来、イギリスにおける本物のイタリアの味を引っ張って来ました。セレブシェフのジェイミー・オリバーもここでの修業経験があります。

倉庫を改装したレストラン。内部は細長く両辺はバーカウンターと外につながるガラスの扉です。天気の良い日は最高に明るい店内です。いすはスチール製ですが、意外なほど座り心地が良かったです。

陽が差すテラス席も大人気。オープンキッチンには大きな窯があります。

メニューはお昼と夜、一日に２度変わります。ランチセットのようなものはなく、アラカルトのみ。しかもかなり強気の値段！！！これは一部批判の対象になっています。

まずはパンが出てきました。切りたてのようではありますが、カラカラのパン。こういうものなのでしょうけれど、ちょっと・・・。

アンティパストには、ホタテ貝を頂きました。チリ、セージ、ポレンタが添えられています。もう一品はイカのグリル、チリとロケット添え。いずれも素材の味が生かされた一品。魚介類の美味しさに慣れた日本人には極めて普通の品。特にイカは海の家でも同じようなものが出てくるのでは？と思わせる何の変哲もないものでした。でも実はこの一品、このレストランの代表的なお料理なのです。

メインはプリモから選びました。ジロール茸のタリアテッレとドーセット蟹のリングイネ。パスタはいずれもうなる美味しさ！さすがです。タリアテッレは、パスタの量より多いのではないかというくらいたっぷりのジロールが入っており、パセリとパルメザンチーズと絡み合い、本当に風味豊かで美味しいお味。本日一番のお気に入りになりました。リングイネもたっぷ～～～～りの蟹肉が入っており納得のお味。ここまで美味しいものが頂けるとは思っていなかったので感動です。

かなりお腹いっぱいになってしまいましたが、デザートも頂きました。パンナコッタとアーモンドと梅のタルト。いずれも甘すぎず、美味しいものでした。

市内から少し離れた立地条件でこのお値段、本当にびっくりするほどお高い（あのイカのグリルが３，０００円！日本だったら海の家で同じ鮮度と美味しさのものがきっと５００円で食べられます）のですが、こんなに人気の理由がパスタを食べてよく分かりました。本当に良い素材を使っていてシンプルに作りあげています。庶民にはこのレストランでメインコースを食べる気にはとてもなりませんが、スタッフのサービスも気持ち良く、素敵なレストランでした。次回来ることがあればお散歩がてらにパスタだけを狙って食べたいと思います。



Au Bon Vieux Temps （カフェ）

尾山台にある河田 勝彦シェフの老舗パティスリー、オーボンビュータンにやってきました。

午後３時頃に来たら、すでにほとんどが売り切れており残りの品は少なくなっていました。

それでも買えたのがこちらの３種のケーキ。ケーキはどれもとても小さく、お上品に食べなければ３口で終わってしまいそうな大きさです。・・・が、お味はいずれも使っている素材の良さを感じる一流のものでした。特に卵とバターのすばらしさが口いっぱいに広がりました。素朴な味わいの中にも上品さを感じてしまうところが本当にすばらしい！そして、日本人の好みに合わせて生地をやたらと柔らかくしていないところが返って新鮮で、感動的でした。

店名のついた「オーボンヴュータン」

店員が男性しかいない、というのもフランスの伝統を守っているからなのでしょうか。・・・ちょっと不思議な雰囲気でした・・・。

鮨大前

有楽町のガード下。焼きとり屋さんが並ぶ通りに佇む鯖の美味しいお寿司屋さん、鮨大前にやってきました。中はカウンターのみが１０席程度あるのみの小さなお店です。ちょっとロッカー風の大将と息子さんが歓迎してくれました。
 

こちらは飲み物を自由に持ちこむことが出来ます。皆さま、ビールや日本酒など、色々持ちこんでいました。大将はそのするどい観察眼で常連さん同士の恋のキューピットも行っており（？！）、その功績はニューヨークタイムズ紙でも取り上げられました。

付きだしは、えだまめのなます。

続いて出てきたお刺身。めったに頂けないお刺身の鯖！しっとりとしてほんのり脂がのっています。右の鯖は淡路の真鯖。左のサバは三重のゴマサバ（模様があります）だそう。一緒に盛られていたほたて、鯛や中トロ、甘エビももちろんとても美味しかったです！

こちらは青森のアイナメ。ツマはミョウガです。こちらはポン酢で頂きました。

こちらは鳥取のハタハタ。鱗のないハタハタは頭から丸ごと頂きました！香ばしくて味のあるお魚です。

石巻の岩ガキ。甘くておいしい！あっぱれ日本！！

にぎりは青いお魚のオンパレード。あじ、いわし、さんま、かつおとコハダ。

〆は甘エビでダシを取ったお味噌汁。

日本では色々な種類のお魚を頂くことが出来て本当に幸せ。お腹いっぱい大満足です。

めでたい焼き

新しい歌舞伎座。

休憩時間に１００個限定で売られているめでたい焼きを頂きました。

皮はパリパリで、中には紅白のもちもち白玉団子が入っていてとても美味しかったです！

【本日の演目】

一、梅雨小袖昔八丈（つゆこそでむかしはちじょう）

二、色彩間苅豆（いろもようちょっとかりまめ）

BA機内食

ブリティッシュ航空ロンドン発成田便、大変有難いことにアップグレードして頂きました！１２時間近いフライトでは２度も機内食が出てきます。BAの長時間フライト（しかもビジネス！）は初めて、しかもいただいたメニューには、BAはメニューの開発には力を入れており、美味しい食材や「うまみ」追及にこだわっているとの説明があったので、とても楽しみにしていたのですが・・・。

 

【朝食】

朝食はフルーツ、グラノラ、スムージーなどから選ぶ最初の１品とメインディッシュから選ぶことができます。

 

メインディッシュはイングリッシュブレックファースト、マフィンの上にチーズ入りスクランブルエッグを乗せたもの、ヘーゼルナッツとブルーベリーのパンケーキの３種類から選択ができました。

結果は、予想どおりと言うか、何と言うか、大変残念なものでした。パンケーキは固すぎ。風味も全くなく・・・。マフィンもパサパサ。スクランブルエッグというより卵焼き・・・。

【昼食】
昼食はサラダの他に前菜を１品選ぶことができました。

こちらはサラダ。レタスにドライトマト、おつまみ用のドライそら豆がのっています。バルサミコのドレッシングがついていました。 こちらはドライそら豆が湿気てしまっており、またまた残念。

洋風チョイスから選んだ野菜のグリル。前出のサラダと使っている素材がほとんど同じ・・・。どうしたらこういう発想になるのか理解に苦しみます。本当に・・・。和風チョイスはスモークサーモン、酢漬けれんこん、えだまめ、卵焼き。

メインの洋風は、鯛のクリームソース。和風は豚バラの和風煮込み。ご飯がべちょべちょ・・・。 英国産にこだわった豚肉は味付けも上品で美味しいものでした！

デザートはサマープディングかチーズでした。

英国産の食材にこだわった点はとても良かったのですが、もう少し考えた方が良かったのでは、と思わざるを得ない少し残念な機内食でした・・・。特に重複していたサラダは工夫をすれば良いだけの話なので、本当に残念。
でもBAには心から感謝。おかげさまで、ゆっくり横になって帰ってくることが出来ました！
BA様、よろしければ御礼に機内食開発のモニターをさせて頂きますが・・・。

Cambio de Tercio （ロンドンレストラン）

本日は、Cambio de Tercioにブランチにやって来ました。こちらはスペインのタパスのお店。

席に到着するとグリーンオリーブ、お店で手作りしたパンと美味しいオリーブオイルが出てきました。

本日はタパスを何品か注文しました。

こちらはお店の名物、エルブジスタイルのオムレツです。カクテルグラスに入っていてどこがオムレツ？という感じですが、実は分解されています。底に、炒め玉ねぎ、次の層が、卵の黄身、最後の層がどろっとしたじゃがいもです。上にはクリスピーなじゃがいもがのっています。何とも不思議な感じ・・・。

こちらはシェリー酒を使って８時間調理されたトマトです。ヤギのチーズが添えられています。とても甘くてジャムのよう。チーズとよく合います。

こちらはオリジナルのパタタス・ブラバス。いわゆるフライドポテトにスパイシーなソースをからめたもの。でもこちらのお店のものは１つ１つくりぬかれ、その中にスパイシーなソースとアイオリソースが入っています。ちょうど一口サイズで見た目もかわいらしい。日本人が考えそうな一品です。

こちらはセラーノハムのコロッケ。トマトとタイムを使ったソースをつけて頂きます。コロッケはクリームソースでとても濃厚。

こちらはガリシアさんのタコの炭火焼。上にはじゃがいものどろ～～～っとしたソース、パプリカオイルがかかっています。少し焦げ過ぎ＋じゃがいもがノリのようで、この一品はちょっと残念な一品でした。

 エビのガーリックオリーブ炒め。

デザートにはホワイトチョコレートのガナッシュを頂きました。パッションフルーツのソースにかぼちゃの種、しょうがのアイスクリームがのっています。これが思いの他、大当たり。とても美味しいデザートでした。

最後にこんなにかわいらしいデザートが出てきました。

おしゃれにタパスを頂ける素敵なお店でした。有名人でこちらをひいきにしている方もいるとか。
オリジナルの変わったお料理もあって話題性もあります。また来てみたいです。