2015年3月28日土曜日

The Clove Club (ロンドンレストラン)


東ロンドン、ショーディッチにあるレストラン、The Clove Clubに行って来ました。ショーディッチはアートな雰囲気漂う若者のエリアです。


レストランは1865年に建設された旧市役所の建物に入っています。今はショーディッチのタウンホールトラストが貸し出しをしています。レストランのお隣はアートのイベントスペースになっています。

















高い天井で開放的な雰囲気です。



本日は3コースのランチを頂きました。コースに入る前にたくさんのスナックが出てきます。
まずはクローブクラブのシグネチャーとも言える、フライドチキン。バターミルクにマリネされていて、やわらかくてとてもジューシー。熱々が出てきました。上には松の葉の粉がかけられています。





こちらは鳥の足の部分。骨を抜いて揚げてパプリカをまぶしたもの。タラゴン風味のマヨネーズと頂きます。おつまみにぴったりの一品。


美味しい焼きタルボットのおだし。きんかんのコンポートが浮いていて、下には唐辛子。面白い発想です。ご飯を入れれば美味しいお茶漬けになりそう!

パンとバターはどちらもお店で手作りしたものだそう。まだ温かかったです!
 こちらはさばの炙った「刺身」。イギリスのマスタードときゅうりが添えられています。ソースにはおしょうゆが使われています。

こちらは子羊の胸腺。カリフラワーのピュレの上に乗っています。アンチョビ、ケイパー、そしてエルダーベリーがアクセントになっています。

 お魚はコーンウォールからのエイ。カニのソース。添えられているのはグリーンピースとモリーユ茸。そして、お店で手作りした「ゆず胡椒」。ゆずは南仏から来たのだそうです。とてもマイルドなゆず胡椒でしたが、全体的にとても良いバランスでした。

お肉料理はフランス産のうさぎ。やわらかいお肉でした。南インドのスパイス(カルダモン、シナモン、カレーリーフ、コリアンダーなど)を使ったお塩が添えられています。










こちらはプレゼンテーションは今一つでしたが、お味はすばらしかったアマルフィーのレモネードとサラワク胡椒のアイスクリーム。レモネードと言われるクリームは炭酸風で口にとろけるさっぱりしたお味です。



ヨークシャーのルバーブ、バターミルクのムースにパリパリの大麦の粉がかかったビスケット。こちらもすばらしく手のかかった美味しいデザートでした。











 最後に燻製された小麦のマドレーヌのような小菓子が出てきました。スモーキーで不思議な感覚でしたが、とても美味しかったです。



入り口には自家製ハムを作っている部屋がありました。とても満足度の高いランチでした。食前にスナックを少しずついただけるのが楽しかったです。
シェフは海外の食材を色々研究しているようでした。本日のメニューは「刺身」「しょうゆ」「ゆず胡椒」など日本の影響が多く見られました。ご馳走様でした!!

2015年3月22日日曜日

Cafe Mundi (ベルギー アントワープ カフェ)


2日目はアントワープへ。アントワープでは最近人気のCafe Mundiへ。

お店に入るとコーヒーの素敵な香りが広がります。


コーヒーは丁寧に淹れてくれます。ミルクのあわ立ちも細やかです。ハウスブレンドもガテマラのコーヒーも大変バランスの取れたすばらしいものでした。

軽食も充実していて、ホットサンドイッチと生ハムのオープンサンドを頂きました。


こちらは場所柄現地に住んでいる海外の方に人気のようで、英語が飛び交っていました。

2015年3月21日土曜日

La Madeleine (ベルギー モンス レストラン)


モンスの夜はLa Madeleineにて。シーフードレストランです。




突き出しはタラとじゃがいものブランダード。

 サワードーの美味しいパンでした。

前菜にはホタテのバター焼きと


ロブスタービスクを。ロブスタービスクはかなり出汁が薄い感じでした・・・。

 メインには軽めのブラックタイガー(トマトサルサ)と












doradeと呼ばれる白身のお魚。このお魚は火入れも味付けも最高でした。さすがはお魚専門店と思わせるすばらしい一品。

デザートのパンナコッタ。

まだ遅めのお昼が胃の中で消化されていなかったので、軽めのものをと思いましたが、ここでは前菜を諦めてでもメインにはお魚を食べるべきだと思いました!!パリのターブルダキを思い出させるすばらしい魚料理でした。
そんな美味しい魚料理を作っているのはまだ10代なのではないかと思うような若い男の子。お父さんと思われる男性の指導を受けながらがんばっていました。

Osmose (ベルギー モンス レストラン)


ベルギーのモンスにやってきました。モンスはブリュッセルから電車で約1時間のところにある街です。郊外にNATO本部があるところとしても有名です。モンスは2015年欧州文化首都で2015年は様々なイベントが繰り広げられています。
モンスでのランチは街の中心、グランプラスから程近いOsmoseにて。予定より45分も遅れて到着したのですが、誰もお客さんがいなくてびっくり。大変心配になりましたが、その後あれよあれよという間に満席に・・・。
 このレストランはシェフが調理とサーブを一人で担当しているので、今日のランチは全テーブルにお客様が揃ってからやっと食事の準備に取りかかれる状況になりました。
 パンがサーブされた時点ですでに40分が経過。お腹がすいていたのでそのまま沢山頂いてしまいました・・・。サワードーのパンでもっちりとした美味しいものでした!

 1時間後、ようやく1品目が・・・。こちらはランチの前菜。サーモンのお刺身です。ソース(・・・と言うよりたれと言った方がふさわしいかも知れません)はごま油のきいた甘口しょうゆベース。横にはチューブからの絞りたてわさびが添えられました(笑)。とても新鮮なサーモンで美味しく頂きました。

こちらはアラカルトからの前菜。ソーセージです。レンズ豆のクリーム煮が下にたっぷり敷かれています。ソーセージは普通に焼いたものとカリカリに焼いたものの2種類。レンズ豆との相性がすばらしくシンプルながら美味しい一品。

こちらはランチのメイン。子羊です。最高の焼き具合。そして、添えられているのはレモンの皮とオリーブの香りがすばらしいオランデーズソース。オランデーズソースはその場で作られた大変フレッシュなものです。デモンストレーションも楽しみました!!
 アラカルトのメインはワーテルゾーイ。ワーテルゾーイはベルギーの郷土料理。いわゆるクリーム煮です。こちらのワーテルゾーイは、お上品でとても美味しかったです。ベルギーの周辺で捕れた新鮮なお魚も入っていました。

ランチのデザートはアイスクリーム入りのシュー。美味しかったです!

お皿洗い以外はすべてシェフが一人で担当するというこだわりのレストラン。あまりにも待ち時間が長かったのですが、待つ甲斐ありのすばらしいレストラン。堪能しました! 今週末はモンスでチョコレートフェスティバルが開催されているとかで、何かとシェフにコメントをしたがる常連のマダムからチョコレートを頂いてしまいました。
こちらはお向かいさんの建物。かわいらしいサーモンピンクが印象的です。