2016年5月30日月曜日

いづうの鯖寿司

お土産は張り切って京都駅にていづうの鯖の姿寿司を買いました。どっしりと重い鯖寿司です。



立派な昆布。これは外して頂きますが、昆布を切ってそのまま酢昆布としておやつに最適です。説明書きには外してくださいとはありますが、食べてくださいという記載はなかったのですが、これはぜひ食べるべきです!
















流石は老舗の味。大変美味しく頂きました!

2016年5月29日日曜日

出町ふたば(京都)


京都で有名な和菓子屋さんはたくさんありますが、本日は行列のできる和菓子屋さん、出町のふたばにやって来ました。



本日も大行列!



中ではかわいらしい作業着を着た店員さんが一生懸命働いています。

















1899年創業のふたばは、石川県加賀小松で育った初代が、生まれ故郷の豆餅を京都に根付かせたいと思って作った≪名代豆餅≫が名物です。スーパーで買う豆大福と違い天然の材料だけを使って作っているので、賞味期限は購入日中。
おいしさの決め手は素材(近江の羽二重糯米、北海道の赤えんどう)と技術(繊細なお餅を手早く仕上げる)なのだそう。





















丹波の黒豆を使った黒豆大福。













ヨモギの入った田舎餅。












本物のわらびもち。



そして夏越しの厄払い、厄除けを祈願して食べるみな月。みな月は京都独自の生菓子だそうですが、ういろうのようなお菓子です。この時期は日によって色な種類が出ているそう。

近くにあったら毎日通いたいくらい美味しい豆餅と和菓子の数々でした。京都駅の伊勢丹でも豆餅だけは売られていましたが、こちらも大行列でした。

祇園 ゆう豆


本日のランチは湯葉料理専門店東山ゆう豆にて。

大豆のお箸置き!

本日は存分にゆば料理を味わいたいということで、予約の際にお店の方も一押しとおっしゃっていた昼懐石を頂きました。これが大正解!

まずは湯葉そのもののお味を楽しませて頂く冷たい前菜。


美山の白い大豆を使った湯葉豆腐と丹波の黒大豆を使った湯葉豆腐の食べ比べ。黒大豆の方がさっぱりしているような印象。

青大豆を使った湯葉そうめん。下にはっている豆乳のだし汁で頂きます。

手前は和歌山のかつおとお刺身湯葉。湯葉はオリーブオイルとお塩で味がついています。
奥はエビ、トマト、冬瓜の豆乳あんかけ。


モッツアレラチーズの湯葉包み揚げ。バルサミコソースで頂きます。上に乗った鰹節が良いアクセントになっています。モッツアレラと湯葉、大変すばらしい組み合わせで驚きました。



焼き物は丸茄子、生麩、鯛の豆乳みそ仕立て。白みそと豆乳を合わせた餡をかけて焼いたもの。すばらしいアイディアだと思いました。家庭でもできそう。上には青山椒が乗っていてこれがまた良い味を出していました。



 お食事はくみ上げ湯葉に卵黄と餡がかかったものと湯葉の佃煮。これを炊き立てのご飯にかけて頂きます。






デザートは豆乳ソフトクリームでした。


 こじんまりとしていますが、テーブル席、カウンター席と個室があり、色々な用途で利用ができそう。木のぬくもりが良い雰囲気を出しています。

ランチは色々な御膳もあり、どれも美味しそう。湯葉好きの方にお勧めしたい素敵なお店でした。ごちそうさまでした!

2016年5月28日土曜日

壱餞洋食(京都)

夕食(おやつ)はお友達に紹介してもらった祇園の壱餞洋食へ。このお店、驚きいっぱいの楽しいお店なんです。何と区内町御用達!


案内されたテーブルには「サクラ 仲間由紀恵」という名札を付けた和装のマネキンさんが・・・。思わず笑ってしまいます。

 メニューは壱餞洋食のみ。

待っている間も店内を楽しみます。
















壱餞洋食は外のカウンターで焼かれています。

こちらが壱餞洋食!要するに京都のお好み焼きです。中に入っているものは、


ねぎ、たまご、干しエビ、ちくわ、小麦粉、かつおぶし、牛肉、しょうが、天ぷら粉、こんにゃく、青のりです。中を開けてみると、細かく刻んだこんにゃくがたっぷり!




 デザートには小山園とコラボしたほうじ茶ソフトクリームを頂きました。ほうじ茶の香りがすばらしい~。



赤穂の浪士御一行様、水戸黄門御一行様も歓迎されています。

最後に壱餞大明神様にお参り。なんとユニークなお店なんでしょう。楽しませて頂きました。

祇園又吉

祇園の懐石料理のお店、又吉へ。




最初の一品は小さなお椀。ショウガの良い香りのするお出汁にアマダイ、玉ねぎ、おもちが入っています。ほんのり温まる一品。

燻製したホタルイカ、添えられているのは茎ブロッコリー、子持ち昆布、うど、ミョウガそしてすばらしいゆずの香り。


お揚げのお椀。白身のお魚、ツルナ、そしてその上に梅。良いお出汁のお椀でした。













御造りは、3種類。又吉さん自らが作った菖蒲の飾り付き。明石のスズキ、明石の鱧、 愛媛のトロ金目。塩だれ、チリ酢、しょうゆをお好みでつけて頂きます。



長崎は壱岐の赤ウニ(塩水漬け)がた~~~~~っぷり乗った一品。底には地鶏のお出汁を使ったうすえんどうのすり流しにまぶされたお蕎麦が入っています。うには、いつもはこんなにたっぷり乗らないそうですが、明日はお休みということで特別盛りだそう。



賀茂なすの揚げ煮。器は九谷のもの。カモノハシだそう。とっても斬新。
練りごまの入ったさっぱりとしたお味。

八寸。目にも美しい。
奥のお皿にはうに豆腐、フキの葉の炒め煮、スズキの錦糸巻きの下にはチーズの醤油漬け、酢味の車エビ、イタリアからやってきたお豆。生で苦みを楽しみながら頂きます。手前左はたこときゅうりの辛子みそ和え、右手は万願寺唐辛子の炒め煮。


焼き物はサツキマスの幽庵焼き。添え物は米油と塩でグリルした無農薬野菜。うまい菜、なす、トマト、ソラマメ、玉ねぎ、そして生でも食べられる白アスパラガス。



続いてはネホッケの揚げ物。しじみのスープに麺のように新物の眞昆布が添えられています。


路地物のグリーンピースごはん。



おかわりは白ご飯にじゃこを乗せて!



大満足。





デザートはフルーツゼリー、抹茶アイスに濃厚なブラマンジェ。




最後に新茶がふるまわれました。お店自慢のカウンターはご神木の一枚板。すばらしく立派なものでした。ちょっと変わったおしゃれな器なども使われていてて目でも本当に楽しませて頂きました。

こちらは、京都の食材のみにこだわると色々な意味で難しいので、ベストな食材を色々なところから仕入れてきているとのこと。

 和食の世界はすばらしい!本当に楽しませて頂きました!