2011年5月28日土曜日

Pädaste Manorの週末 (お食事編:夕食)

パダステ・マナーでの何よりのお楽しみは、こちらのレストランAlexanderでのお食事。アレキサンダーは毎年エストニアのレストラン・ランキングのファインダイニング部門で1位を獲得しています。 分野は北欧島料理(Nordic Islands' Cuisine)。


内装はいたってシンプル。













雰囲気もカジュアルです。

















シンプル&カジュアルな中にもおしゃれ心を忘れない落ち着いた空間です。今回は天井がガラス張りのテラス席でゆっくりお食事を楽しみました。



まず出されたのはクリスピーなおつまみ。添えられているのはムフ島のハーブがふんだんに使われたマヨネーズです。


続いて白身魚のカルパッチョ。



パンは全て手作り。ほどよい甘さのブルーベリーとナッツ入りの小さなパンともちもち感がたまらないスペルト小麦のパンが出されました。バターはお隣サーレマー島から。






前菜はムフ島のダチョウのカルパッチョ。隣のテーブルのご夫妻が大絶賛していたのでこちらの期待も高まります!!一口頂いてなるほど!これまでエストニアで食べた食事で文句なしに一番美味しい一品に決定です。絶妙な塩加減と酸味、黒パンの食感と野菜のシャキシャキ感、それら全てがダチョウの味を引き立てる最高のバランスの大感激の一品でした。













続いて温かい前菜。仔牛の胸腺のフライ、こちらの菜園で育てられた野菜と鴨の油のチュイール添え。ソースはエストニアのフルーツワインで作ったものです。こちらも大満足。















メインは鱈です。山菜も添えられています。



チーズはスウェーデンからのものだそうです。手作りジャムと何層にもなったクミン入りのビスケットが添えられています。



最初のデザート(左)はベリーのムース白樺のジュレとシャーベット添え。メインのデザートはじゃがいものムース、ルバーブのアイスとコンポート、リコリス(甘草)のメレンゲ添え。こちらも春らしい感激の一品。














感動は最後のお茶菓子まで続きます。こちらはブルーベリーの一口マフィン。鳥の巣もどきです。


エストニア一と言われるアレキサンダーはやはり美味しかったです!今流行りの凝った演出はありませんが、新鮮な食材を絶妙な火加減、食感、味付けでシンプルな一品のごとく(でも実は非常に複雑!)まとめあげるその実力はまさに魔法。芸術作品です!!脱帽。本気で弟子入りしたい・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿