2015年10月31日土曜日

徳うち山 (銀座 お食事処)


本日は東銀座の徳うち山にて記念日ディナー。
 美しい漆器が迎えてくれました。


 本日は職人さんたちの働きぶりが堪能できるカウンター席でお世話になりました。
















菊の花、大根おろしといくらの一品。ゆずの香り豊かなジュレが乗っています。さっぱりした中に感じる楽しい食感と優しい味付け。



名物の焼いたごま豆腐。ごまのタレが敷かれています。添えられたイチジクの甘さともすばらしい相性。


お椀は鱧、松茸と京蕪。お椀を開けた時に目の前に広がる秋の景色。おいしいお出汁ととろけるような鱧と京蕪。













 鰆のたたき。みょうが、青のりが添えられています。ゆずこしょうと頂きます。












マナガツオの生うにのせ。甘辛いタレにくぐらせてやかれていました。上から山椒の粉がかけられています。添えられていたのは鱧の骨のから揚げ。













続いてはアマダイの鱗揚げと里芋の揚げ物。とんぶりの餡で頂きます。












最後のお料理は和牛サーロインの土鍋。下には天然マイタケと九条ネギが入っていました。

















お食事は鯛茶漬け。

 最初はご飯とお刺身をそれぞれ頂き、最後にお茶漬けにして下さいとのこと。お茶漬けはご飯もお刺身もお代わり自由です。もちろんお代わりも頂いてしまいました!!
 いずれも文句のつけようのない素晴らしい品々。器も盛り付けも美しく、サービスもすばらしく、堪能させて頂きました。何よりも驚いたのは、それぞれ個性の異なるお魚が5種類も出てきたこと。英国ではサーモン、さば、鱈、ひらめ、アンコウかその仲間くらいしか一般的には種類がないので、鮮魚のバラエティーに感激。
デザートはさつまいものアイスクリームと黒蜜プリン。最後まで手抜かりなしの完璧なお味です。
 お箸がとても使いやすかったので、捨てるなら持って帰らせて頂きたいとお願いしようと思っていたら、お箸とひざ掛けをお土産にいただいてしまいました!感激。
ごちそうさまでした!また違う季節にぜひ再訪させて頂きたいです。

2015年10月30日金曜日

Aux bon vieux temps (東京 カフェ)

 Aux bon vieux temps(東急大井町線尾山台駅)が移転したということで、早速行ってきました。以前の店舗から歩いて2~3分の所に移っており、お惣菜が扱われるようになった他、イートインコーナーも併設されました。パリのお惣菜屋さんのような会計システムになっており(現金のみ)、ケーキを選んだあと、会計カウンターでお支払いを行い、引換券と交換で商品を頂きます。















芸術的なケーキの数々。店員さんは相変わらず男性ばかりでした。

 こちらのケーキの特徴は細部へのこだわり。ケーキは何層にも分かれていて味もとても複雑です。いずれのケーキも甲乙付け難く、楽しませて頂きました。





2015年10月18日日曜日

NOPI (ロンドン レストラン)


ソーホーにある敬愛するオットレンギ先生のレストラン、NOPIにやって来ました!


 お店に入るとオットレンギ先生のお惣菜の数々。相変わらず美しい配色。NOPIは、1階部分がレストラン、地下によりカジュアルなダイングスペースがあります。















こちらが少し薄暗い地下のスペース。食材の貯蔵庫も兼ねられたスペースです。大きなテーブルが2つあり、周りに椅子が並べられており、相席が前提のデザインです。オープンキッチンも地下のスペースにあります。

こちらが、特筆すべき、鏡に囲まれたお手洗い。4面がほとんど鏡。個室の中もほとんど鏡で、いったいどこが出入り口か分かりにくくなる斬新な作りです。オットレンギ先生のイメージとまったく異なるので、びっくりしました。

こちらのレストランも最近流行りのタパススタイル。小皿料理を数人でシェアして頂くのが一般的とのこと。まずはオリーブオイルとサワードーが出てきました。

 前菜代わりに頂いたのがヴァルデオン(Valdeón)チーズケーキ。最初にこれはどんなものですか?と尋ねたところ、お店の人がものすごくお勧めだけど、かなりお腹いっぱいになるよ、と教えてくれたので、とても迷ったのですが、本当にお勧めなので是非注文すべしというアドバイスに従い注文することにしました。
4種類のチーズ(パルメザンチーズのクラストの上にスペインの青カビチーズ、ヴァルデオン、イタリアの青カビチーズ、ゴルゴンゾーラとクリームチーズ、リークを混ぜたスフレのような生地をオーブンでこんがり焼いたものです。カロリーを気にするととても食べられません・・・(笑)。上にはビーツの酢漬けとアーモンドが乗っています。あまりにもすばらしいアイディアに、感激。ビーツの酸味が口の中をさっぱりさせてくれます。さすがは野菜の魔術師(勝手に命名)オットレンギ先生!












 ホタテ貝。大きなホタテ貝が2つ出てきました。添えられているのはりんごとゆずのピュレ。上にはちょっと和風の豚の甘辛そぼろがのっています(味噌風?)。




サイドに頂いたのは、ケール、かぶとリンゴのサラダ。ドレッシングは甘めのサイダービネガー。



さすがはオットレンギ先生。いずれもとても美味しかったです。・・・が、カジュアルな雰囲気の割にお財布にはかなり厳しく・・・。フーディーズの皆さんもやはりお高いことについてはご不満のようで、色々なコメントが見られます。


2015年10月17日土曜日

行列のできるピザ屋さん、Franco Manca (ロンドン レストラン)


 行列のできるピザ屋さん、Franco Mancaに行ってきました。こちらのピザ生地は天然酵母を使った長時間低温発酵です。最短でも20時間は発酵させるそう。窯はナポリの職人が作ったもので、内部の温度は500度です。ものすごい勢いで伸びているレストランで、ロンドン市内に15も支店を構えています。















店内には所狭しとテーブルと椅子がぎっしりと並べられています。メニューはとてもシンプル、基本のピザ6種類に本日のスペシャルが3種類ほどとトッピングを組み合わせます。




















本日はズッキーニ、モッツアレラ、リコッタとペコリーノのピザ(本来はトマトソースなし)にトマトソースをトッピング。モチモチ!!かなりのボリュームがありますが、こちらの方は一人1枚コースの方がほとんど!



















サイドディッシュにスモークモッツアレラを頂きました。
こちらは極めて不思議なお味・・・。わざわざスモークする意味があるのかちょっと疑問に感じましたが、スモーク好きにはたまらないかも知れません。











デザートにはレモンケーキを頂きました。昔懐かしいケーキと言う感じで、生地にはライムの皮がたっぷり混ぜられていました。添えられているのはヨーグルトとレモンカード。甘さも控えめで美味しかったです!


スパークウェルで作ったピザ生地には残念ながらとてもかないませんが、人気店だけあり、すばらしいグレードのピザでした。やはりピザのモチモチ感を保つためには、高温で素早く焼くことが重要だということを再認識。