2010年9月24日金曜日

Kensington Church Street (ロンドン)

ロンドンのケンジントンチャーチストリートは最近ロンドンでお気に入りの通りです。地下鉄ハイストリートケンジントンからノッティングヒルゲートをつなぐ道で、その両脇には楽しいレストランやお店が沢山並んでいます。


ひときわ目立つのがお花だらけのこのパブ。何とこの奥はタイ料理のレストランなのだそうです。今度は是非お味を試しながら取材をしてみたいと思います。




そしてもう一つ、The Cupcake Companyをご紹介します。 最近派手でかわいらしいカップケーキが流行っていますが、ここもそんなかわいらしいカップケーキが沢山陳列されています。













今回は試しに真っ赤な生地のレッドヴェルヴェットとホワイトチョコレートのカップケーキを買ってみました。なんと2つで5ポンド!!(約650円)レッドヴェルヴェットケーキはアメリカの家庭のケーキだそうで、その昔ココアとお酢を混ぜてケーキを焼いてみたら真っ赤なケーキになってしまったのだとか。本当かどうかわかりませんが、最近では食紅を使ったりビーツやカシスのジュースを使ったりして真っ赤にしているそうです。
強烈に甘いアイシングは健康のためほとんど残してしまいましたが、見た目が本当にかわいらしいので手土産に喜ばれそう。
ケンジントンチャーチストリートにはまだまだ面白いお店が隠れているので今後も研究の価値ありです。

2010年9月23日木曜日

眺めの良いレストラン(ロンドン)

ロンドンの金融の中心地であるシティ地区は観光の名所でもあります。美しいバロック建築のセントポール大聖堂やテムズ川を楽しむ観光客と携帯電話を片手に急ぎ足で通り過ぎる人々との対比も面白い街です。













セントポール大聖堂をテムズ川に向って歩くと、西暦2000年を記念してロンドン市が建設を企画したミレニアムブリッジがあります。

(ミレニアムブリッジからロンドン橋<一番奥に映っている橋です>を写しました)

ミレニアムブリッジの向こうには現代アートを扱う美術館、Tate Modernがあります。


今回訪れたのはテートモダンの最上階にあるレストラン。

ガラス張りの内部からはこんなに美しい眺めが!

前菜に頂いたのはメッゼ。ビーツのペーストがあるあたりがイギリス風?
メインは羊のグリル内臓のカレー風味煮込み添え。ウエイトレスのお姉さんが「かなりスパイシーですが大丈夫ですか?」と確認したのが分かる気がしましたが、なかなかでした。


デザートはグースベリーのクランブル。とても甘かったです!

すばらしい景色を眺めながらの素敵なランチでした。観光の合間の休憩にもお勧めです。

Fast Japanese (ロンドン)

ロンドンには手軽に食べることのできる”日本食”(ここでは勝手にファーストジャパニーズと呼ばせて頂きます)のお店が沢山!そのお店の数の多さは本当にびっくりです。昼時のオフィス街ではネクタイ姿の人やお財布片手のOLなどがファーストジャパニーズのお持ち帰り用の袋を持って急ぎ足で歩いている姿を見ることが出来ます。公園や広場でお箸を使ってファーストジャパニーズを食べている人も沢山!タリンの日常に慣れた私にはそういった光景が不思議に映ってしまいます。大昔アメリカで海苔で巻いたおむすびを食べていたら、無邪気な子どもから「おえ~~~~(yak!!)、気持ち悪い。ゴミ袋食べてる。」と言われてしまったことが若干トラウマになっている私としてはこうした”日本食”ブームは本当に誇らしい限りです(あの時気持ち悪いと言った子どもたちもきっと今頃大きくなって、お箸を使ってお寿司を食べることがかっこいいと思っていることでしょう)。





大人気のファーストジャパニーズではありますが残念ながら日本人らしきお客さんの姿を見ることはあまりありません。お味が大変気になるので、今回は「わさび」というファーストジャパニーズにチャレンジしてみました。今回行った支店はオフィス街のど真ん中ということもあり昼時になると長蛇の列。”屋台コーナー”では焼きそばやお好み焼きなども提供されています。




お持ち帰りはもちろん、ここで買って食べることも出来ます。イートインの空間は清潔感あふれるモダンなインテリアです。
海鮮お好み焼き、海鮮丼、にぎりと巻物のセットを試してみました。海鮮丼はごま油で味付けがしており韓国風。お寿司とお好み焼きは日本のコンビニで売っているものに限りなく近いお味でした。近くの席の男性2人組がフォークとナイフを使って美味しそうにお好み焼きを食べている光景はなかなか微笑ましいものでした(お好み焼き一枚で本当にお腹が一杯になるのか人ごとながら心配になりましたが・・・)。



2010年9月20日月曜日

アイスランド旅行 (ブルーラグーン)

最終日の午前中は世界最大の露天風呂ブルーラグーン(Blue Lagoon)に行ってきました。ここブルーラグーンはスヴァルスエインギ地熱発電所が組み上げたお湯を再利用した人口温泉です。ここの温水の原泉は地下2,000メートルの海水です。地熱により240度に温められた海水が地上に到達するまでに冷まされ、同時に様々なミネラルを吸収して温泉水になるのだそうです。もちろんここは発電所ですから、その過程で発電の源として活用されているので、いわゆる排水利用となります。

入場料は28ユーロ(かなり強気)。総水量は何と600万トン。
温泉には水着を着用して入ります。

温泉の片隅には泥パックも用意されています。皆さんツルツルお肌を目指してたっぷりつけていました。温度もちょうど良く気持ち良かったです。たっぷり含まれているシリカのお陰で入浴後の髪の毛はゴワゴワでしたがそれも良い思い出。

ランチは併設されているレストランLavaでアイスランド料理のビュッフェを頂きました。羊肉の燻製等アイスランド名物をたっぷり頂くことが出来ました。
アイスランドは日本と同じ捕鯨国。ビュッフェの一品には鯨肉もありました。
これは鯨肉のお刺身。お醤油に漬けられています。

こちらは鯨肉のステーキ。私は個人的に鯨肉はあまり食べ慣れていないという理由で好きではないのですが、歴史的に営まれてきた捕鯨文化は尊重しています。同じ捕鯨国ということでさらにアイスランドに親しみを感じました。


2010年9月19日日曜日

アイスランド旅行 (Northern Light Inn)

2日目の夜はブルーラグーンにあるNorthern Light Innに宿泊しました。ブルーラグーンは空港から車で約20分の所にあり、オーロラの観測地としても有名。

部屋の外は見渡す限りの溶岩。ホテルにはオーロラ観測室も用意され、オーロラ気分が盛り上がっていたのですが、この日は生憎の曇り空。オーロラ観測には絶好のシーズンだったのですが、残念ながら今回は諦めました。




・・・ということで今回はノーザンライトインでのお食事を楽しむことに。溶岩の向こうに見えるのはスヴァルスエインギ地熱発電所です。
前菜に頂いたのはスモークサーモンとにしんのマリネ。両方ともエストニアでも食べられているものでしたが美味しく頂きました。にしんのマリネには黒パンが付いてきたりしてエストニアを懐かしく思い出しました。










メインに頂いたのはアイスランドの名物ラム。やわらかくてとても美味しかったです!!


デザートはこれまたアイスランド名物のskyr(スキール)。ウエイトレスのお姉さんも説明に困っていましたが、「ヨーグルトのようなもので、身体に良いからアイスランドの人は皆食べているの」と言われたのでチャレンジしてみることに。このレストランのものは少し甘めの味付けでしたが、クリームでもチーズでもヨーグルトでもない、クリーミーで美味しいアイスランド名物を発見しました。

空港のスーパーにはこんなに色々な種類のスキールが!!調べてみるとスキムミルクから作られる乳製品で脂肪分がほとんどないのだとか。なんだかすばらしいもののようです。せっかくだからもう少し食べておけばよかったです!!

アイスランド旅行 (ゴールデンサークルツアー)

2日目は今回の旅のハイライト、「ゴールデンサークル」ツアー。まず立ち寄ったのが地熱発電所の博物館。プレゼンテーションによるとアイスランドにおける地熱による温水の48%が暖房、37%が電気に、その他温水プール、魚の養殖、工業、グリーンハウス、融雪等に使われているのだそうです。アイスランドは80年代からクリーンエネルギーの活用に積極的とのことで、国内の電力供給の約80%が水力、残りの20%が地熱発電で賄われているそう。そしてこんなところにも発見!日本の技術。ここでは三菱重工と東芝の発電機が使われていました。日本人としてとても誇らしいです。

次に立ち寄ったのがゲトルフォス(Gullfoss)。アイスランド語でGullは黄金、Fossは滝を意味するのだそうです。晴れた日の午後にはここに虹がかかることから「黄金の滝」と呼ばれているとか。美しさとスケールの大きさにただただ圧巻。











次は英語のgeyser(間欠泉)の語源となったゲイシール(Geysir)。バスを降りて数分歩くとそこは懐かしの湯けむり温泉状態。水がたまっている穴がそこらじゅうでボコボコ言っています。

ストロックル間欠泉はそんな中でも一番の名所。温水がものすごい勢いで20メートルもの高さに噴き上がります。最初に見た時は思わず逃げ出してしまうほどの勢い。10分に1回ほど噴き上がっているのですが、噴き上がる前のゆらゆら揺れる水面を今か今かとドキドキしながら見るのもとても楽しかったです。動画もばっちり撮影出来ましたが、容量が重すぎてここで公開出来ないのが残念。

我らのゴールデンサークルツアーが最後に立ち寄ったのがシンクヴェトリル(Thingvellir)国立公園。
ここは西暦900年頃世界で初めて民主議会が行われた場所として有名です。年に一度地主、農民や官僚が集まり色々な報告や取り決めが行われていたのだとか。岩が反響して人の声がよく通ったためこの場所が選ばれたのだそうです。
またここはユーラシアプレートと北米プレートが生み出される海嶺が地表に顔を出している所としても有名です。あまりに壮大な話なのですが、地球のパワーを感じる、そんなスポットでした。


自然の神秘を感じるゴールデンサークルツアー。これを見るだけでもアイスランドに来る価値ありの大満足の一日でした。