2010年9月19日日曜日

アイスランド旅行 (ゴールデンサークルツアー)

2日目は今回の旅のハイライト、「ゴールデンサークル」ツアー。まず立ち寄ったのが地熱発電所の博物館。プレゼンテーションによるとアイスランドにおける地熱による温水の48%が暖房、37%が電気に、その他温水プール、魚の養殖、工業、グリーンハウス、融雪等に使われているのだそうです。アイスランドは80年代からクリーンエネルギーの活用に積極的とのことで、国内の電力供給の約80%が水力、残りの20%が地熱発電で賄われているそう。そしてこんなところにも発見!日本の技術。ここでは三菱重工と東芝の発電機が使われていました。日本人としてとても誇らしいです。

次に立ち寄ったのがゲトルフォス(Gullfoss)。アイスランド語でGullは黄金、Fossは滝を意味するのだそうです。晴れた日の午後にはここに虹がかかることから「黄金の滝」と呼ばれているとか。美しさとスケールの大きさにただただ圧巻。











次は英語のgeyser(間欠泉)の語源となったゲイシール(Geysir)。バスを降りて数分歩くとそこは懐かしの湯けむり温泉状態。水がたまっている穴がそこらじゅうでボコボコ言っています。

ストロックル間欠泉はそんな中でも一番の名所。温水がものすごい勢いで20メートルもの高さに噴き上がります。最初に見た時は思わず逃げ出してしまうほどの勢い。10分に1回ほど噴き上がっているのですが、噴き上がる前のゆらゆら揺れる水面を今か今かとドキドキしながら見るのもとても楽しかったです。動画もばっちり撮影出来ましたが、容量が重すぎてここで公開出来ないのが残念。

我らのゴールデンサークルツアーが最後に立ち寄ったのがシンクヴェトリル(Thingvellir)国立公園。
ここは西暦900年頃世界で初めて民主議会が行われた場所として有名です。年に一度地主、農民や官僚が集まり色々な報告や取り決めが行われていたのだとか。岩が反響して人の声がよく通ったためこの場所が選ばれたのだそうです。
またここはユーラシアプレートと北米プレートが生み出される海嶺が地表に顔を出している所としても有名です。あまりに壮大な話なのですが、地球のパワーを感じる、そんなスポットでした。


自然の神秘を感じるゴールデンサークルツアー。これを見るだけでもアイスランドに来る価値ありの大満足の一日でした。








0 件のコメント:

コメントを投稿