2013年1月12日土曜日

Hibiscus (ロンドンレストラン)

本日はメイフェアにあるレストラン、Hibiscusに来ました。

Hibiscusは背広の語源となったことでも有名な仕立て屋通り、Savile Row近くにあります。





最近変わったばかりという内装は白と青を基調にした落ち着いたもの。

おつまみには中にチーズクリームの入った温かいプチシューが出てきました。塩加減も程よく美味しいです。

パンは2種類。バターも有塩と無塩の2種類です。

続いて卵の殻に入ったアミューズブッシュ。こちらはスモークされた鱈の香りとカレーの香りのハーモニーがすばらしい一品。

前菜は蟹のサラダ(左側)。しょうがクリームとTokyo Turnip(カブでした)添え。こぶみかんの葉の香りがエスニックな一品。私には家庭料理風に感じてしまいましたが、美味しかったです。右側はかぼちゃのヴェル―テ。ブルーチーズのアイスクリームが上に乗っています。酸味のきいたかぼちゃのピクルスが混じっていて美味しい一品でした。
こちらはメイン。左は鱈です。ソースは野生のマッシュルーム、ワイルドライスの手長エビとパルメザン風味。鱈の味とクリーミーなソースがとてもよく調和していました。右側はウズラです。酸味のきいたエルサレムアーティチョークのソースが絶妙でした。











デザートは思いがけずとても手の込んだものでした。左はさつまいもの”チーズケーキ”、オレンジソース。右は栗のパフェ、柿のソース。ちょっと和風な感じでした。
最後のプチフールは小さな小さなマドレーヌ、ブラックペッパー、シナモンとベリー。どれも特徴があって美味しかったです。そしてフカフカのチョコレート。

サービスもすばらしく大満足のランチでした。

2013年1月5日土曜日

William Curley (ロンドンショコラティエ)

ちょっと落ち着いた街並みのスローンスクエア駅周辺。おしゃれなカフェやお店が並んでいます。モーツァルトが小さな頃この周辺で宿泊していたらしく、小さな公園にモーツァルトの像を見つけました。
本日の目的は、ショコラティエのWilliam Curley。「ザ・アカデミー・オブ・チョコレート」で、ベスト・ブリティッシュ・ショコラティエも受賞しているそう。ウィリアムさんの奥さんは日本人だそうで、ここのショコラティエには日本を感じさせるユニークなチョコレートが沢山揃っています。


広くて明るい店内。


ケーキも充実しています。こちらのケーキは日本人にとっても程よい甘さと評判です。
素敵な飴細工もありました。



早速お持ち帰りして試してみることにしました。

今回頂いたのは、「日本の黒酢」、「アプリコット山葵」、「トマトとオリーブオイル」、「オリジナルミルク」と「抹茶」。他にも日本酒、ショウガ、ほうじ茶、ゆずを使ったものなどユニークなチョコレートが沢山。

栗の香りが優しいチョコレートケーキも頂きました。

チョコレートはこんなに沢山種類が揃えられています!
また少しずつ試してみたいと思います。

2013年1月3日木曜日

Clos Maggiore (ロンドンレストラン)

まだクリスマスのイルミネーションが美しいコベントガーデンでプレシアターのディナーを楽しみました。



















本日のレストランは色々なランキングでロマンチックなレストランのトップに輝くClos Maggiore



・・・でも案内されたのはロマンチックな桜の枝の下ではなく、その手前の席・・・。少し残念。












プレシアターのコースを頂きました。前菜はホタテ貝、リークのフォンデュ、キャビアと海藻バター。そして鴨のバロティーヌ(芯は鴨レバー)。
パリパリ野菜のサラダ。こちらはトリュフ風味のドレッシングで。


メインはスコットランドのサーモン、ランゴスティーヌのビスクと根菜。ポークのオーブン焼き。付け合わせには栗も入っていました。

デザートに頂いたのはバニラとレモンのパンナコッタ、冬のベリーのコンポート添え。いちじくのマフィンもついてきました。


食後のプチフール。

お料理は極めて普通でした。どちらかと言うと家庭料理風かも知れません。お値段は、物価の高いイギリスにしては、良心的なので、プレシアターやアフターシアターディナーには良いかもしれません。