2014年2月16日日曜日

Fischers Fritz (ベルリン・レストラン)

ベルリンでのランチはリージェント・ホテル内にあるレストラン、Fischers Fritzにて。お魚料理を得意とするレストランです。内装は重々しい雰囲気。

おつまみにはチーズとスパイスの入ったクラッカーのようなもの。

アミューズは、スモークサーモン。かぶのピュレと共に。


前菜はひらめのカルパッチョ。フェンネルのサラダと、イタリアのフレッシュチーズ、ブッラータとグリーンオリーブ添え。ウェイターさんのお勧めです。欧州のお魚なので、ちょっとボタッとした感(日本の引き締まったお魚とは比べ物になりません・・・)はありますが、お味はとても良かったです。

もう一つの前菜はパン粉をつけて焼いた”温泉卵”。杏茸、カリフラワーのピュレとレモン塩。こちらは、シンプルな材料を使って美味しく、美しく、楽しく仕上げられたとても魅力的な一品でした。Onsen eggと言ってくれているあたりも大変気に入りました。
パンも色々あります。ドイツはパンが美味しい!

すずきの蒸したもの。お野菜のエスカベーチェ(いわゆる酢漬け)添え。お野菜のエスカベーチェは、酸味が程よく、さっぱりいただけました。野菜が丁寧な形に処理されているので、下手をすると家庭料理見えてしまいそうな一品も品格を漂わせています。



こちらはエイのヒレ。レモン・ケイパー・バターソース。さらにテーブルでキャラメライズされたパセリの根のソースがかけられました。こちらも美味しい一品でした。

デザートの前のプチデザート。バジルのアイスクリーム。さっぱり。


デザートにはチョコレートプリン。キャラメライズされたトーストが乗せられています。こちらはごくごく普通のデザート・・・。添えられていたアイスクリームはとても美味しかったです!!

こちらは”Namelaka"クリーム。上にはカンパリのゼリー。さらに上からさっぱりしたトウヒの葉のゼリーがソースのようにかけられています。この組み合わせは最高。とても完成度の高いデザートでした。こちらに添えられていたアイスクリームも美味しかったです。"Namelaka"という言葉、実は日本語の「なめらか」から来ているようで、最近料理業界でも流行っているようです。料理界における日本発のソフトパワーは最近ますます力をつけている気がします。
食後のエスプレッソにはフィナンシェがついてきました。
サービスもすばらしく大変素敵なランチになりました。こちらのシェフは日本好きとお見受けいたしました。ご馳走様でした!!!

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