本日はローフードのカフェ、namaに行ってきました。ノッティングヒルにあるThe Ledburyの目と鼻の先にあります。
ローフードは、加工されていない生(もしくは酵素の失われない48度以下で加工した)の食材を使った食品。生の食材に含まれる酵素やミネラル、ビタミンを摂取するということがローフーディズムの重要なポイントです。
イギリスではスーパーでも普通にズッキーニや人参を細長く切った「スパゲッティ」やカリフラワーを細かく砕いた「ライス」が売られていて、ローフードの実践者でなくても気軽に生の食材を楽しむことができます。
namaは日本語の「生」から名前がとられたカフェで、ここでサーブされるものはスムージーからメインまで全て火を使わずに作られます。
本日は朝食メニューから、お食事クレープを頂きました。クレープの皮はズッキーニからできています。この皮はズッキーニを生のままピュレにして、オイルやハーブなどを加え薄く延ばしてデハイドレーターにかけて乾燥させたものです。
クレープの中には人参、ほうれん草、バルサミコマッシュルーム、トマト、キャラメライズオニオン、フェンネル、サワークリーム が入っています。
キャラメライズオニオンは、みじん切りにした紫玉ねぎをオリーブオイルなどで一晩マリネして、それをやはりデハイドレーターで乾燥させたもの。この甘みとトマトのソースのコクが味の中心です。
ローフードはミキサー、ジューサーやデハイドレーターなどのキッチンツールが大活躍します。また、食材では生のお野菜はもちろんですが、栄養がたっぷり入った生のナッツやスプラウトが大活躍します。
せっかくなのでデザートも試してみました。本日は発酵ブルーベリーチーズケーキ。ケーキの土台はナッツ類。薄いスライスでしたがとても濃厚。花弁のプレゼンテーションも素敵でした。
マキアートのミルクはアーモンドミルク、ヘーゼルナッツミルク、豆乳、ライスミルク、ヘンプミルク、ココナツミルクから選ぶことができます。
お腹いっぱいにならないのではないかと心配(笑)しましたが、そんな心配は全く必要なく、満腹感も満足感も得られました。場所柄地元のファンが多いようで、ひっきりなしにお客様が入って来ました。中には高級オープンカーで乗りつけるお客様も。また、グラストンベリーにいそうなスピリチャル系の身なりの方もいました。
ローの世界はおもしろい世界だということを実感。私にはお米やパンを断つことはできないですし、普段からローの食材を沢山頂いている気がするので、わざわざ実践者になる必要はないかも知れませんが、美味しいものを追求する上でローのテクニックが役立つのではないかと思いました。
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