週末弾丸旅行シリーズ。今回は北のアテネと呼ばれるエジンバラへ。何年振りでしょう!!
まずは腹ごしらえ、ということで、丘の公園を越え・・・
エジンバラは新緑が輝くすばらしい季節です。また、丘に咲くエニシダがところどころを山吹色に染めていて、すばらしい景観でした。
やって来たのはPaul Kitching氏率いるレストラン、
21212。
天井の高いエレガントな店内です。
まずはオリーブやピクルスなどの酢漬けと、井桁状に積まれたパンが出てきました。パンはとてもやわらかいパンで、中にはフルーツや個性の強いフェンネルシードなどのスパイスが入っていました。
本日は3コースのランチを頂きました。
こちらのレストランはメニューのネーミングが大変ユニークです。まずは前菜から。
(2X) Smoked Fish & Ships
いったい何を言わんとしているのか全くわからないネーミングですが、2種類のスモークしたお魚の前菜。春のお野菜がちりばめられています。いったい何種類の食材を使っているのでしょう、と思うほど沢山の種類のお野菜が入っていました。
Barley & Onion "Pudding"
次は大麦を使ったリゾット風の一品。とうもろこし、スコットランドのチェダーチーズ、サフランを使ったリゾットです。プルーんや色々なお野菜が添えられています。
Top Cats (Fish)
こちらは鱒を低温調理した一品。人参、なす、オリーブ、アプリコットなどが添えられています。
サイドディッシュは鱒のフレークの上に、ヘーゼルナッツ、キャビア、きゅうりとアプリコットが乗ったもの。
Thyme 4 Chicken
鶏のフィレ肉、ブラックカラント、パイナップル、赤&白キャベツを使った一品。ホースラディッシュのソースです。
お食事の後には、牛の形をしたサーバーにお粥ミルクが出てきました。レシピを頂いたので、一番最後にご紹介します。さっぱりしたミルクベースの飲み物です。
デザート。
Ginger-Nuts
ブラックベリーのクリームビュルレ。栗やメレンゲが乗っています。
Mad-Man
ごまとチョコレート風味のライスプディング。
最後のお茶菓子はチョコレートやトフィーなど。
大変個性的なお料理の数々でした。テクニックはすばらしく、お皿はたくさんの季節の素材で彩られ、その一つ一つは文句なくとても美味しいのですが、後から考えると、ごちゃごちゃしたものを頂いたという印象しか残らず、いったい何を食べたのかというインパクトがなくなってしまっていたのが残念。
本日のコースにも出てきたお粥ミルクのレシピです。
【Paul Kitchingさんのお粥ミルク(ドリンク)】
ミルク 600ml
ココナツの粉 60ml
大麦 60ml
粉砂糖 60ml
水 60ml
ヨーグルト 60ml
シナモンパウダー 小さじ1/2
全ての材料をボウルに入れて冷蔵庫で2時間寝かし、漉して出来上がり。保存は冷蔵庫で。