2015年5月24日日曜日

La Trompette


チズウィックのお気に入りのレストラン、La Trompetteでのランチ。



おつまみは、わかめのおせんべいとタラモソースです。日本人にとって慣れ親しんだ懐かしいお味。

前菜は、温かいビーフサラダ。新じゃが、黄色ビーツ、英国のわさび、ラディッシュが入っています。酸味と辛味のすばらしいバランス。メニューを見た時に想像したものと実際に出てきたものはほぼ同じだったのですが、想像をはるかに上回る上品さ。実力を感じました。普通のものを普通と思わせないお皿にして出してくるところがすばらしいです!

キジの半熟玉子とチキンウィング。セロリのピュレ添え。こちらも美味しい一品。何となく和のものを頂いている感じがしました。
 本日のメインは両方とも色合いが今一つ。でもどちらもお味はすばらしかったです。
こちらはタルボット。ハーブのニョッキ、白アスパラガス添え。クリームレモンソースです。レモンの香りが生きた一品。

こちらはホロホロ鳥。

デザートは名物のバナナスフレとクッキー&クリームアイスクリーム。ふわふわ。少し甘めです。
モカブリュレとヘーゼルナッツのアイスクリーム。カカオニブス(焙煎されたカカオ豆の破片だそうです)を使ったチュイールのようなものが乗っています。

本日も大満足。自然光がたくさん入ってくる店内もとても素敵です。

2015年5月15日金曜日

ハギス


スコットランドの伝統料理、ハギス(haggis)を頂きました!!
ハギスは、羊の内臓肉のミンチやオート麦を羊の胃袋に詰めて茹でたものです。におい消しに沢山のハーブが使われています。こちらではハギスと言うと顔をしかめるのが多くの人の反応のようです。

スコットランドでは、スーパーのマークス&スペンサーにも自社ブランドのハギスが山積みされており、今回は話の種にということでスライスされたものを購入。


電子レンジで温めるだけです。
ハギスはマッシュポテトと食べることが多いということでマッシュポテトを付け合せにして頂きました。
さすがはマークス&スペンサー、ハギスも癖がなく普通に楽しめてしまいました。気合を入れていたのですが、あまりの普通さにちょっと拍子抜け・・・。日本で食べるレバニラ炒めより癖がないくらい。一緒に飲んだ赤ワインとも大変よく合いました!

2015年5月9日土曜日

21212 (エジンバラ レストラン)


 週末弾丸旅行シリーズ。今回は北のアテネと呼ばれるエジンバラへ。何年振りでしょう!!
まずは腹ごしらえ、ということで、丘の公園を越え・・・



エジンバラは新緑が輝くすばらしい季節です。また、丘に咲くエニシダがところどころを山吹色に染めていて、すばらしい景観でした。


やって来たのはPaul Kitching氏率いるレストラン、21212
天井の高いエレガントな店内です。

まずはオリーブやピクルスなどの酢漬けと、井桁状に積まれたパンが出てきました。パンはとてもやわらかいパンで、中にはフルーツや個性の強いフェンネルシードなどのスパイスが入っていました。










本日は3コースのランチを頂きました。
こちらのレストランはメニューのネーミングが大変ユニークです。まずは前菜から。
(2X) Smoked Fish & Ships

いったい何を言わんとしているのか全くわからないネーミングですが、2種類のスモークしたお魚の前菜。春のお野菜がちりばめられています。いったい何種類の食材を使っているのでしょう、と思うほど沢山の種類のお野菜が入っていました。


Barley & Onion "Pudding"
次は大麦を使ったリゾット風の一品。とうもろこし、スコットランドのチェダーチーズ、サフランを使ったリゾットです。プルーんや色々なお野菜が添えられています。
Top Cats (Fish)
こちらは鱒を低温調理した一品。人参、なす、オリーブ、アプリコットなどが添えられています。
サイドディッシュは鱒のフレークの上に、ヘーゼルナッツ、キャビア、きゅうりとアプリコットが乗ったもの。











Thyme 4 Chicken
鶏のフィレ肉、ブラックカラント、パイナップル、赤&白キャベツを使った一品。ホースラディッシュのソースです。












お食事の後には、牛の形をしたサーバーにお粥ミルクが出てきました。レシピを頂いたので、一番最後にご紹介します。さっぱりしたミルクベースの飲み物です。
デザート。
Ginger-Nuts
ブラックベリーのクリームビュルレ。栗やメレンゲが乗っています。












Mad-Man
ごまとチョコレート風味のライスプディング。













最後のお茶菓子はチョコレートやトフィーなど。










大変個性的なお料理の数々でした。テクニックはすばらしく、お皿はたくさんの季節の素材で彩られ、その一つ一つは文句なくとても美味しいのですが、後から考えると、ごちゃごちゃしたものを頂いたという印象しか残らず、いったい何を食べたのかというインパクトがなくなってしまっていたのが残念。

本日のコースにも出てきたお粥ミルクのレシピです。

【Paul Kitchingさんのお粥ミルク(ドリンク)】
ミルク      600ml
ココナツの粉   60ml
大麦        60ml
粉砂糖       60ml
水          60ml
ヨーグルト     60ml
シナモンパウダー 小さじ1/2

全ての材料をボウルに入れて冷蔵庫で2時間寝かし、漉して出来上がり。保存は冷蔵庫で。

2015年5月4日月曜日

1741 (ストラスブール レストラン)


アルザス最後のお食事は、レストラン1741にて。最も印象に残るすばらしいレストランでした!


ゆったりしたテーブルの配置、そして落ち着いた家具。

前菜はモッツアレラとドライトマトのカナッペとスモークサーモンのパフ。



パンは2種類。バターも2種類で、一つはフォアグラ入り。












次に出てきたのはうなぎのアミューズ。クレソンのソース。プレゼンテーションもすばらしく上品!



ランチコースの前菜は、季節のお料理、アスパラガスの冷たいロワイヤル(つまりは卵豆腐)でした!!甘くて香りがすばらしくて食感もすばらしい感激の一皿。上には白アスパラガス、生のグリーンアスパラガス、パルメザンチーズそして牛のハムが美しく盛られています。カトラリーも素敵です。

メインは鯛のグリル。アーティチョークとグリーンピースが添えられています。ソースは、人参のピュレと白ワイン、クリームフレッシュ、コリアンダーなどのスパイスで作られたソースです。ほくほくした身の美味しさを感じられるすばらしい火通し。野菜の甘みと鯛の甘み、そしてソースのコクが調和した初夏のお料理。





デザートはゆずクリームとラズベリーのメレンゲです。添えられていのはメープルシロップのソースです。ゆずの香りが生きていたすばらしい一品。

デザートの後にはアーモンドの焼き菓子も出てきました。


これで終わりではありません。最後の最後にトローリーでお茶菓子が出てきました。今日は私の好きなものがどうして分かるのでしょう?と思ってしまうほど、シェフとの波長が合っておりました。大満足のランチです。飛行機の時間がある旨予め伝えておいたところ、本当にテンポの良いすばらしいサービスを提供してくれました。ストラスブールに来たらまた是非立ち寄りたいです!!ご馳走様でした!!


2015年5月3日日曜日

Au Trotthus (フランス リクヴィル レストラン)


「ブドウ畑の真珠」と称されるRiquewihr村へ。

ちょうど雨もパラパラ降ってきてしまったので、先にランチに。村の入り口(出口?)にあるドルデーの塔近くにあるレストラン、Au Trotthusへ。こちらのレストランは日本にもゆかりのあるフィリップ・オブロンシェフと奥様が営んでいるレストランです。
















やわらかい木のぬくもりを感じる店内。日本語がベラベラのオブロンシェフが迎えてくれました。



ツアーで来ているのであまり時間がないのですとお伝えすると、セットメニューなら大丈夫ということで、アルザスのランチセットを頂くことに。その他、グルメセットや和食ランチセットもありました。
オリーブ入りのパンと白いパン。

セットメニューはアルザスの魅力ある食材を使った郷土料理。

優しい味のキッシュ・ロレーヌと塩漬け発酵キャベツの煮込み、シュークルート。シュークルートはドイツ料理のような感じです。ザワークラウトの酸味が効いていました。その他きのこのスープ、チーズ、チョコレートのムースケーキ(何層にもなっていてとても手がかかっています!)が付いていました。大満足。日本人のお弟子さんも沢山いるようでした。

リクヴィルはメインストリートの両側に可愛らしいお店があり、多くの観光客が写真を撮ったりウィンドーショッピングを楽しんだりしていました。
















こちらは塔の近くにあるクリスマスグッズのお店。お店の中は一方通行で順路が決まっており、お店と言うより博物館のよう!


















マカロンやクグロフのお店も沢山あってよい香り!



坂を下ってメインストリートから外に出るとそこはブドウ畑!ちょうど新芽が出てきたばかりで若葉の色が美しいブドウ畑の斜面です。ブドウ畑の一級地は、陽がよく当たり水はけの良い斜面の上の方にあります。