2011年12月24日土曜日

Moo(スペインレストラン)

2日目ランチはショッピングストリート、グラシア通りから少し入ったところにあるOmmホテルの中にあるレストラン、Mooに来ました。ホテルのロビーはモダンなインテリアです。
レストランもモダンな雰囲気。Roca兄弟が監修するカタルーニャ料理をベースとしたレストランです。











飾り皿は一人ひとり異なったデザインのものが置かれています。本日は色々なブログで絶賛されているランチを試すことに。前菜2品、メインとデザートにグラスワインと食後の飲み物まで付いている大変お得なプリフィックスのランチです。










まずはおつまみ4種。何だったのかよく思い出せませんが、色々な食感を楽しめるように工夫されていました。

ふにょ&サクッ
不思議&しっとり

パリッ&ねっとり




アミューズ3品は上から左下から左回りにホワイトクリームとビーツのベルーテ、牡蠣のカルパッチョ、トランペットマッシュルームのスープ。

前菜その1はアーティチョークの中に生の貝が入ったもの。苦味が食欲をそそります。

前菜その2は選べるもの。ワイルドマッシュルームか、鱈のリゾットでした。ワイルドマッシュルームにはミルクの湯葉が乗せられています。鱈は歯ごたえがシコシコとしていてプリプリです。塩味がきついのですが下のご飯と合わせると美しいハーモニー。


メインも選べるものです。お魚は白身のお魚を焼いたもの。付け合わせはセロリとトリュフです。お肉は鹿肉がシチューにされてコーンビーフのようになった一品。中にはフォアグラが入っています。付け合わせは人参のピュレ。


デザートはライチとバラの香りが芳しく、見た目にも美しいピンクの一品。お味も美味しかったです。
食後のお飲み物にはプチフールが付いてきました。
こんなに良い気分にさせて頂いてワインまでついてお一人様45ユーロは大変お得。ご馳走様でした!!

バルセロナ旅行(その1)

ユネスコの世界遺産としても登録されているサンパウ病院へ。 ムデハル様式で、建築家リュイス・ドメネク・イ・モンタネールの設計です。1902年~30年にかけて建設されました。ゴージャス過ぎる病院にため息。こちらの病院は今でも使われています。あちらこちらで修復作業が行われており、あまり近くから見ることが出来なかったのが残念。



バルセロナで見逃せないのがガウディの作品、サグラダファミリアです。スペインで最も観光客を集めている建物とも言われているとか。まだまだ建築途中ですが、観光客の増加により建築予算は順調に集まっているようです。2010年には教皇ベネディクト16世が来られて正式なバシリカになりました。
続いてもガウディの作品、カサミラ。地中海をイメージして作られたその建築は直線の部分を全く持たないのだそうです。










こちらもガウディの作品、カサバトリョ。外から見ても大変エレガントですが、中もとても素敵なようです。

2011年12月23日金曜日

Montiel (スペイン レストラン)

クリスマス休暇は太陽の光を求め、再びスペインはバルセロナにやってきました!市内をブラブラ散策の後は腹ごしらえ(笑)ということで、トリップアドバイサーでお勧めのレストラン、Montielにやってきました。
内装はカジュアルで明るい雰囲気です。











この日は夜のオペラに合わせ予約を14:30~としていたので、到着したころはお腹がペコペコ!テースティングメニューをオーダーし、何でもよいから早く食べたい~~~と思っていたら、すぐに冷たいスペインのおつまみ3品が(オリーブ、ソーセージ、ムール貝のオイル漬け)、美味しいオリーブオイルと共に出されたので、一気に食べてしまいました(笑)。

おつまみ その2はいわしのマリネとフレッシュトマト。


前菜その1はゆっくり焼かれたリーク、にんにくのコンフィ、クスクスの上にporrusaldaと呼ばれるじゃがいもとリークをベースに作られたバスク地方のクリームスープを流したもの。リークとにんにくの甘みとクスクスがソースに調和して素材の味を感じる美味しい一品。
前菜その2は天然サーモンのタルタル。ライムとマスタードのビネグレットドレッシングでさっぱりと頂きます。

前菜その3は豚のあご肉とポテト、ワイルドマッシュルームのポーチドエッグ乗せ。
お魚料理はcorvina(オオニベ)と呼ばれる白身のお魚のグリル。身が鯛のようにしっかりしまっていて美味しかったです。
お肉料理はビーフステーキだったところを新鮮なほたて貝とスペイン名物子豚の煮込みの一皿に変更して頂きました。ポークは長い間煮込んだとあってとってもジューシー。本日のお勧めホタテ貝も貝の味がしっかりとした新鮮なもので大満足。
デザートその1はヤギのミルクで作った(たぶん)クリームチーズ。はちみつとアーモンドキャラメルを加えて頂きます。ここでしか食べることの出来ない濃厚で美味しいデザートでした。

最後の一品はチョコレートムース。あま~~~い一品でしたが、美味しく頂きました!
たっぷり頂いたのでもちろん夕食は抜きです。

2011年12月22日木曜日

Roganic (ロンドンレストラン)

クリスマスイルミネーションが美しいロンドン。観光客やクリスマスプレゼントを求める買い物客でごった返していて道をまっすぐ歩くのが大変。


オックスフォードストリート













今日はクリスマス前で大忙しのロンドンで2年間限定でオープンしているという今人気のレストラン、Roganicにやってきました。忙しいストリートからほんの2~3分歩いただけですが、とても静かに感じる場所にあります。
Roganicは湖水地方にあるL’Enclumeの姉妹店。英国の食材にこだわったお店です。











今日は普通のメニューとベジタリアンメニューの2種類(いずれも6品)しかありませんでしたが、普段のディナーは6品か10品から選ぶそうです。
アミューズはコーンビーフのコロッケと人参のクリスプ。人参のクリスプの上にはクリームチーズが乗っています。期待が高まります!
パンは4種類。両端のパンはお食事のパンと言うより、そのものを楽しめてしまえるような総菜パン風。右はタイムと栗の入ったクリスプパン、左は少し甘くてマフィンのようです。バターはふんわりホイップされたものが石の上に乗せられました。


前菜1品目はキャラメル化されたカリフラワーにサワークリーム、レーズンと緑の葉(ソレル)が添えられたもの。優しいお味です。

ヘリテージポテト、玉ねぎの炭、パセリ、赤クレソン添え。ヘリテージ(遺産)ポテトとは一体どんなポテトかと思いましたが、とても詰まった感じのするポテトでした。玉ねぎの炭との組み合わせがコンソメ味のポテトチップを連想させてくれました(例えがB級・・・)。
雑穀のお粥。ブルーチーズ風味です。上に乗せられた黒い物体は洋ナシの焦がしたもの。意外な相性にびっくり。ここまでの3品はベジタリアンメニューとも共通するものです。
お魚料理はツノガレイをフェンネルベースのスープで煮たお料理。さっぱり優しいお味でした。
お肉料理は鴨でした。クロウメモドキやレッドカーレントなどフルーツを使ったソース添え。美しいローズに仕上がっておりやわらかい鴨でした。
お口直しのシャーベットは漢方風(笑)。でも美味しかったです!
本日一番のお気に入りはこちらのデザート。ビルベリーにヨーグルトのアイスクリーム、タイムとレモンのシャーベットの上に乾燥したキャラメルが添えられています。複雑なようですが、お口の中でのハーモニーは計算されつくされています。もちろん一つ一つ頂いても申し分ない美味しさ。

最後にはさっぱりしたヨーグルト風の飲み物とかわいらしいカップケーキが出てきました。
こちらのメニューは野菜が沢山使われており、油分も控えめでとてもヘルシー。量は他のレストランと比較すると若干少なめですが私の胃袋には八分目で美味しく味わうにはちょうど良い量でした。