フランスの会社が運営しているとあって、乗船客の半分以上がフランス人。その他アメリカ人も大勢いました。船内の使用言語はフランス語と英語です。
お食事は基本的に全て付いています。朝はビュッフェスタイルのアメリカンブレックファースト。昼と夜は前菜、パスタ、メイン、デザート、チーズの中から好きなものを好きなだけ組み合わせることが出来るスタイルですが、毎回十分なチョイスがあります。
お味は感動の美味しさではありませんが、それなりで、毎回工夫が凝らされています。夕食はいつも同じテーブルで食べます。私たちはチリのお医者さん夫妻とアメリカの実業家風夫妻と一緒で、毎回とても楽しいテーブルトークを楽しむことが出来ました。
何よりもすばらしかったのはウエイターの皆さま。テキパキと各テーブルにオーダー通りのお皿を運ぶ姿は皆の感動を呼びました。多くはインドネシア出身のウエイターだったのですが、インドネシア語で挨拶すると本当に喜んでくれて、いつも声をかけてくれるようになりました。
船内で誕生日を迎える人にはこんな素敵なケーキが出されます。私たちのテーブルにも素敵なケーキが届けられました!これを見ていた隣の英国人テーブルは、これがよほど羨ましかったらしく、次の日の夜「僕たち今日皆誕生日だから」とウエイターさんに伝えたところ、
なんとパンで作られたこんなケーキが運ばれてくるという面白い一幕もありました。これには一同大爆笑です。
夜はショーやバンドの演奏なども楽しむことが出来ます。また、シェフによるフルーツカービングもありました。
オプショナルツアーでは、色々な国の国民性を感じる出来事も沢山経験しました。いつも笑わせてくれたのはやっぱりアメリカ人。暑さで意識が遠くなりそうなのを我慢しながら、なぜかガイドさんに気を遣い真剣に聞き入るふりをする日本人の私に対し、アメリカ人のおじさんはある銅像を指さしながらこんなことを聞いてきました。「ねえ、どう思う、あの人?トランクスだと思う、それともブリーフ?」
ある時にはこんなことも・・・。ガイドさんの説明がすばらしく、本当に一生懸命だったことに感動してほとんどの人がチップを出すことに。皆「ありがとう、君の説明はすばらしかったよ。」などと握手をしながらお礼を言っていたのですが、あるアメリカ人。「ねえ、おつりある?」チップにおつりの発想はきっと日本人には考え付かない発想だと思います。
小さなクルーズ船でのフレンドリーな旅、また機会があれば参加したいと思います。
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