2012年6月4日月曜日

Alice (イタリアレストラン)

イタリア最後の夜はAliceにて。

魚料理が中心とあって、中のインテリアにも素敵な魚のオブジェが飾られていました。本日はテースティングメニューを頂くことに。
まずは色々な味のエビせんべい。

一口おつまみ。

ヨーグルトのサーモン包み、パリパリパスタの中にグランパダノチーズを入れたもの、たらのクリームのサンドイッチ、リコッタチーズのベーコン巻(くるみ、りんごとはちみつ添え)。どれも工夫が感じる美味しいものでした!

たらクリーム
サーモンヨーグルト



リコッタのベーコン巻き

続いてはアーティチョークのスープと鱈。シンプルで美味しい!
パンは全てこだわりの自家製です(写真を撮らせて、とお願いすると、きれいに並べなおして持ってきてくれました!)。

鮮魚のタルタル、3種類のソースで。鮮魚の上にはトマト、水牛チーズ、アボカドの3種類のソースがかかっていてそれぞれ違った味を楽しむことが出来ます。様々な食感と見た目の感動の一品!!
リコッタチーズをズッキーニの花で包んだもの。ズッキーニとトマトのスープが添えられています。
こちらは本日のお料理で一番感激した一品!野菜の美味しさを感じました。

オレッキエッテ、ロブスターとオレンジのソース。こちらはシコシコのオレッキエッテと濃厚なソースのハーモニーに感激。
お野菜、お肉とcaciocavallo podolicoというチーズのスープ。

Razzaというエイのようなお魚とフェンネルのピュレ、フォアグラ添え。こちらはフォアグラの存在価値が全く理解出来ませんでした。フォアグラはない方が良かったかも知れません。
デザートその1は、青リンゴのシャーベットとフルーツのチャツネ。さっぱり美味しく頂きました。

デザートその2は、チョコレートのムース。中にリコリスのゼリーが入っています。このストローのようなお砂糖のお菓子の中にはバルサミコ酢が入っています。まわりは濃厚なサフランのソース。斬新で美味しいデザート。意外な組み合わせが驚きと感動を与えてくれます。
お茶菓子も素敵。



大変バランス良く、繊細で美しくそして何より美味しいメニューでした!機会があれば是非再訪したいです。ご馳走様でした!!

スペルガ聖堂とミラノ (イタリア旅行その3)

今朝は快晴!今日は郊外を観光します。
市内からバスに揺られること30分。登山鉄道の駅から1時間に1本しかない電車に乗ります。












目的地のスペルが聖堂は15分ほど登った標高約700メートルの丘に堂々たる姿で立っています。

建築家フィリッポ・ユバッラが設計したこの建物は18世紀にサボイア公ビットリオ=アメデオ2世が「トリノの戦い」でフランスに勝利したことを記念して建造されたものです。1731年に完成しています。地下にはサボイア家の墓所があるようです。

こちらは聖堂の展望台からの眺め。


はるか彼方に美しい山々を望むことが出来ます。


こちらが聖堂内部。奥の間には聖母マリアの姿が。

帰りに登山鉄道の駅でビチェリンを頂きます(2.5ユーロ)。



トリノに戻り、老舗のカフェ、カフェ・サン・カルロにてランチ。










前菜にはトリノ名物仔牛のタルタル。レモンをたっぷりしぼって頂きます。本当に新鮮で美味しいタルタルでした。感激。

こちらは見ただけで返品しようと思ったほどクタクタに茹でられたスパゲッティ(名付けて給食風:笑)。イタリアでこれを出されるとは、かなりのショックです。しかし「No」と言えない日本人は黙って食べました・・・。ソースは美味しかったです。サーモンとトマトの入ったサン・カルロ風ペンネはまずまずのお味でした。


トリノ満喫の後は、列車で再びミラノへ。

久し振りのミラノのドゥオーモです。ドゥオーモ前の広場では、「写真を撮りましょう」、「鳩の餌は?」、「ミサンガは?」などなど落ち着いている時間がないほど色々な人からお声がかかってきました。何事もなく無事に過ごせて何より。


ガレリア。ブランドショップより何より、この芸術的な建物にため息。









本日は先般の地震で亡くなった方々に弔意を示すために、イタリア全土で半旗が掲げられました。今回の地震がなければ出会っていたかも知れない方々のご冥福を心より祈りたいと思います。

2012年6月3日日曜日

Osteria Degli Ottoni (イタリアレストラン)

日曜日のイタリアでは開いているレストランを探すのが大きな課題です。そんな中、事前のリサーチで見つけたのがOsteria Degli Ottoni。8時の予約時にはほとんど人はいませんでしたが、あれよあれよという間に満席に!


お店の壁には楽譜が貼られています。

前菜の盛り合わせをお願いすると、昨日と同じような盛り合わせが!ポテトサラダやツナソースのパプリカや仔牛はピエモンテの定番中の定番の前菜だったようです。
続いての前菜は鱒のリゾット。セージの香りがさわやかな一品でした。
メインは仔牛のソテーお野菜のソース。仔牛がやわらかく、お野菜のソースとの相性もとても良かったです。

デザートにはティラミスを頂きました。私の口にはかなりの甘さのティラミスでした。