2013年6月29日土曜日

The Ledbury


本日はごぼうびランチ。ノッティングヒルにあるThe Ledburyに再びやって来ました(前回記事はコチラ)。


本日は自分へのごほうびランチなのでテースティングメニューに。
まずはヘーゼルナッツのビスケットの上にパテとオレンジピールが乗った小さな一口おつまみ。

パンも相変わらず美味しいものでした。
アミューズはズッキーニのクリーム。一切れだけ入ったロブスターが甘く、キャビアがとてもすばらしいアクセントになっていました。

ホタテ貝のセヴィーチェ。かぶのスライスがのっています。そして一番上には凍らせたホースラディッシュのふわふわの粉。緑のオイルは海藻オイルです。前回来た時はパルメザンの粉でしたが、ホースラディッシュの方がよりさっぱり和風な感じです。

次はさばの炭火焼。アボカドのソースときゅうりの酢漬けが添えられています。こちらも前回からレベルアップした感じ。
次は水牛のカード(サンネクテールチーズ入り)。上にはグリルした玉ねぎでとったスープがかけられます。少しクリーミーな茶碗蒸しのような感じです。

このあっさりした一品にはバターたっぷりのパンにトリュフがたっぷりとのせられた濃厚なトーストが添えられました。このトーストが絶品!

お魚料理はカレイのソテー、蟹肉添え。こちらは火加減が絶品。ほのかなカレー、エルダーフラワー、フェンネルの香りが感動的なハーモニーを奏でます。
次はうずらとグリーンピース。アクセントに粉末状の血のソーセージがかけられています。うずらの肉はとてもしっとりやわらかに仕上がっていました。


最後のお食事はリブ肉。おはしでも切れるくらいのやわらかさです。添えられているのはセルリック。お肉に添えられた香ばしいエシャロットとよく合います。また、薄くスライスされたポテトのカリカリ揚げも良いアクセントに。シンプルな一皿にも色々な計算を感じることができる一品でした。

プレデザートはみかんのグラニテとレモンとバーベナのアイスクリーム。お口の中をさっぱりさせてくれました。


デザートはいちごのミルフィーユ、ミルクのアイスクリーム。サクサクのパイで美味しかったのですが、もう少し工夫を見せてほしかったという印象。季節の果物の美味しさに頼り過ぎたかそれともちょっと横着したかったのか分かりませんが、もう少しパティシエの仕事振りが感じられるデザートを合わせて欲しかったです・・・。

最後のプチフール。

今日も大変美味しく頂きました!
お店の雰囲気も店員さんのサービスもすばらしく、大満足のランチとなりました。

2013年6月1日土曜日

Petrus (by Gordon Ramsay)

本日はナイツブリッジにあるゴードン・ラムゼーのレストラン、Petrusにやって来ました。光の沢山差し込む店内は中心部に全てが透けて見える円柱があり、その中には沢山のワインが保存されています。内装はシンプルに白で統一されていてかわいらしいピンクのガーベラが一輪花瓶の水に浮いています。本日は太陽光が優しく入っていたので良い写真が沢山撮れましたが、何と、データを全て誤って消してしまいました!!大ショック!・・・ということで本日は記述のみ。

◆アミューズブッシュにはジャガイモのクリームの上にクレソンのムースが乗せられ一番上にサーモンのタルタルの乗ったかわいらしい一品。
◆前菜は、こんがりトーストされたブリオッシュの上にカスターブリッジ牛のタルタルが乗せられたもの。こちらは本日一番のお気に入り。
◆もう一品の前菜は季節のアスパラガスのヴェルーテ。鴨肉と半熟の鴨の卵が添えられています。
◆メインは鱈のロースト、レンティルとムール貝添え。少しカレー風味のカリフラワーのピュレがソースです。
◆もう一品は牛のステーキ。こちらはサガリと言われる部位で少しかたい部分ですが、肉の味がしっかりしています。
◆続いてデザート前の小さなアイスが出てきました。こちらはレモン味でパチパチはじけるキャンディーがからまっていて、驚きと共に楽しむことが出来ました。
◆本日頼んだ普通のプリフィックスのランチは、前菜とメインは3種類から1品を選びますが、デザートは7種類も用意されています!
◆本日選んだデザートはバナナのミルフィーユとりんごとキャラメルのパフェ。りんごとキャラメルのパフェは見た目のセンスは今一つでしたが、パイで作ったシナモンやチョコレートで作ったアニスなど、かなり手が込んでいます。そしてただの丸い青リンゴのシャーベットだと思っていたものの中にはキャラメル味のトフィーのようなものが入っていて一緒に食べるとそのハーモニーはため息もの。
◆最後のプチフールには、チョコレートが沢山ついてきました。

ゆっくりランチには最適です。

最後に厨房のツアーもありました。そして厨房にはキッチン特別席も用意されています。お料理好きにはたまらない席です。

プロも顔負けの写真の数々が撮れたと思っていたのに、本当に残念!