2014年11月22日土曜日

パレルモ ストリートフード


 パレルモには魅力的なストリートフードが沢山あります。
時間の関係で制覇はできませんでしたが、少しご紹介。
まずは1826年創業、老舗のアランチーニ屋さん I Cuochini。アランチーニはシチリアのファーストフード代表とも言えるライスコロッケです。ブランド店などが並ぶにぎやかなRuggero Stimo通りにありますが、少し中に入るので、気をつけて通らないと見過ごしてしまいそう。

こちらでは色々な種類のファーストフードがあります。ミートソースとホワイトソースのアランチーニを頂きました。1つ70セント。美味しい~。




続いてはヴッチリアの市場の屋台。





 子牛の腸の炭火焼、スティッギオーレ。



焼きあがるとこうして小さく切ってくれます。

これにレモンとお塩をかけていただきます。噛み応えがあってジューシー。炭火の香りも最高です。

続いてはストリートフードではないですが、どこのお菓子屋さんに行ってもみかける美味しいスィート。

揚げた筒型クッキーにリコッタチーズを詰めたもの。Cannolo。少し甘いですが、癖になる美味しさです。











ストリートフードで腹ごしらえの後はマッジョーレ劇場にてオペラを堪能。英語の字幕がなくて残念。



本日の演目はトスカでした。

Supra I Mura (パレルモ レストラン)


シチリアならではの新鮮な魚介類がたくさん並べられている大変魅力的な市場カーポ市場。



いわしもこんなに新鮮!






カーポ市場は鮮魚のみならず、カラフルなお野菜もたくさん売られています。
左はさぼてんの実。さぼてんの実は目に見えない小さな小さなとげがたくさんあるので、こうしてきれいに皮をむいたものも売られています。


イタリアのカリフラワーは少しみどりがかっていてこんなに大きいです!

本日のランチは新鮮な食材を扱っている市場の中にあるレストラン、Supra I Mura にて。









前菜は、市場でも売られていらかじきまぐろ団子の甘酢あんかけ。さっぱりしておいしい~~。どこか懐かしさを感じる一品です。


うにのパスタ!たっぷりうにが入っています。



いかと海老のフリット。衣が軽くてさっぱりです。お店の目の前で炭火焼もやっているので、シンプルな炭火焼料理もおいしそう。




デザートには再びカッサータを頂きました。こちらのカッサータは温かいものでした。さっぱりして病みつきになりそうな味。



食後のエスプレッソはなぜかプラスチックの器でした(笑)。


2014年11月21日金曜日

Al Fondaco del Conte di Ganci Nicola (パレルモ レストラン)


ミラノ経由でパレルモに行って来ました。以下はミラノの空港のロゴでできたドゥオーモ。

さて本日のお目当てのレストランは、旧市街の少し奥まったところにあるレストラン。メインストリートから少し入ってキョロキョロしていたら、親切な地元のお兄さんがレストランまで道案内をしてくれました。行き方は実はとても簡単でしたが、途中こんな通りを歩いても大丈夫だろうか?という道を歩くので初めて行く時には少しビクビクしそう。















こちらがそのレストラン。

街のおしゃれな食堂といった感じです。
シェフ自らがやってきてスナックの説明をしてくれました。
2種類のディップです。手作りマヨネーズのディップとトマトソースのディップ。
こちらはパレルモ名物のゴマののったパン。見た目はボソボソしたパンに見えるのですが、噛めば噛むほど小麦粉の味を感じるしっかりした美味しいパンでした。

前菜はパレルモ名物の前菜の盛り合わせが2種類あったので、両方頂くことに。
こちらは魚介の前菜盛り合わせ。
お魚の入ったカポナータを中心に魚のフライとバルサミコ、魚介のブルスケッタ、いわしのツミレ揚げ、たことポテトのサラダ、いかすみのアランチーニ。上からかかっているはからすみではなく、パン粉。

こちらはお野菜の前菜。野菜のカポナータを中心に、パレルモ風ピザ、ホワイトソースのコロッケ、ヒヨコマメの揚げ物パネッレ、なすでポテトとベーコンをまいたもの、リコッタチーズとカリフラワーのムース。

メインにはパスタを頂きました。シーフードのタリアテッレ。魚介の旨みが濃縮されてパスタによく絡んでいました。シチリアトマトも力強い大地の甘み。
パレルモ名物いわしのパスタ。太目のパスタに新鮮な鰯のソースが絡んでとても美味しいものでした。パスタにもパン粉がかかっています。

デザートはシチリア名物のCassata(カッサータ)を。チョコレートチップの入ったリコッタチーズをマジパンで包んだもの。マジパンが少し甘めですが、クリーミーで美味しいデザートです。


シェフのお兄さんがとてもおしゃべりで、楽しく会話をさせていただきました。腕をふるった美味しいお料理をお客様に美味しく食べてもらうのが生き甲斐という雰囲気のシェフでした。
温かい家庭料理の数々、ご馳走様でした!

夜のマッシモ劇場とプレトーリア広場。