2014年8月30日土曜日

Waterside Inn (イギリス レストラン)


本日はロンドンから電車で約45分の郊外、ブレイにあるWaterside Innに記念日ランチにやってきました!


Maiden Head 駅からタクシーで5分くらいのところにあります。川沿いの小さなコッテージ風のホテルですが、Alan Rouxがシェフを務めるレストランが併設されています。ここはヘストン・ブルメンタールのプロデュースするThe Fat Duckのご近所です。

レストラン内は撮影禁止だったので、美しいお料理の数々をご紹介できないのは大変残念ですが、ゆったりとした楽しい時を過ごすことができました。本日はテースティングメニューを頂きました。

【食前のおつまみ】
・クレソン、セロリ、ジンの小さなジュース (緑が鮮やか。さわやかな喉越しでした。)
・スモークサーモンをビスケットに巻いた物(まさにそのもののお味。)
・小さなブリオッシュと生ハムメロン(ブリオッシュに技術を感じます。)
・チーズパイ

【前菜1】
デヴォンのカニ(甘い赤パプリカのムースの上にデヴォンのカニの身をほぐしたもの、ワカモーレが乗っていました。レモンのシートが乗っておりこれが味のパンチに。トマト味のパフも小さいながら威力を発揮!)

【前菜2】
フォアグラ(グリーンペッパーで香りをつけられたフォアグラに、うずらの胸肉が添えられています。生アーモンドとピーチ添え。)

【お魚料理】
帆立貝(セロリのピュレの上にフライパンで焼いた大きな帆立貝。たこの柔らか煮が飾りです。ソースはコリアンダーやタマリンドが使われていて少しエスニック風。仕上げにはココナッツのエマルジョンです)

【お肉料理】2種類から1品選ぶことができました
ラム(ナスや松の実が使われていて少し中東風。)
ダック(ワインとチェリーのソース。火を通したきゅうりが面白かったです。)

【デザート1】
メロンのムース(ジンジャーブレッドの上にメロンのムースが乗っていてその上にカラフルなフルーツが添えられています。ミント風味のグレープフルーツのシャーベットがさっぱり。)

【デザート2】
温かいラズベリーのスフレ(ミシェル・ルーのお店同様、スフレがシグネチャーのようです)

食後はテラスに出てお茶を頂きました。



プチフールはこんなに沢山の種類が出てきました!カラフルでかわいらしい小菓子の数々。


レストランからの眺めものどかです。川風も気持ちよく、気温がちょうどよい季節です。

こちらはThe Fat Duck の目の前にあるパブ、The Hinds Head。こちらもヘストン・ブルメンタール氏プロデュースです。


イギリスのフランス料理界を引っ張るアラン・ルーのレストランはサービスも良く、素材の素晴しさが生きるお料理の数々でした。ご馳走様でした!!

2014年8月26日火曜日

Hundred Monkeys (グラストンベリー カフェ)


グラストンベリーでのランチはHundred Monkeysにて。
 ここはオーガニックや手作りにこだわった素敵なカフェです。店名の「100匹の猿」は芋を洗う日本の猿から来ています。1匹がはじめたことが伝播し、100匹にまで伝播するとお隣の島の猿までもが同じ事を始めたという「百匹目の猿現象」のフィクションから来ているのだとか。ある行動、考えなどが、一定数を超えると接触のない同類の仲間にも広がるということが信じられているそうです。

このカフェで出てきたお水はグラストンベリーのお水でした。ありがたい感じです。

 本日のメニューからニョッキを。トマトやパプリカがたっぷり入っていました。


 おいしい手作りパンを使ったポークとセージのハンバーガー。りんごのソースがかかっていてほんのり甘いバーグでした。

2014年8月25日月曜日

Seafood Cafe (セント・アイヴス レストラン)


セント・アイヴスの夜は自由行動。セント・アイヴスはとてもかわいらしい街です。














ここにはテート・モダンの分館があります。

 やはりコーニッシュ・パスティのお店が沢山!



さてこちらが本日のレストラン。大人気のようで、予約できたのはなんと9時!!



このレストランではカウンターに並べられている本日の鮮魚や生鮮肉から好きなものを選び、お好みの調理方法やソースを決めるシステムです。


本日は夜も遅いので、前菜から3品選びました。こちらは帆立貝のチョリソ焼きとサラダ。根菜のから揚げも添え役以上の役割を果たしていました。

カニケーキ。ソースがエスニックスタイルです。
 こちらは小さなイカのフリット。いかはとてもやわらかく、タマリンドの甘みと酸味の混じったソースがとてもユニークで美味しかったです!!
シンプルな焼きいわし。新鮮で美味しかったです!!トーストの上に乗って出てきたのですが、このトーストにはバジルたっぷりのペーストがつけられていて意外な美味しさ。


 メインはシーフードの串焼きとサラダ。こちらも美味しい~。
事前に予約をして大正解。もう少し早い時間だとロブスターなどもあったのかも知れません・・・。

2014年8月20日水曜日

Chapter One (アイルランド レストラン)


アイルランドでの最後のお食事はChapter Oneにて。アイルランド料理のおしゃれなレストランです。
 お客様は皆お上品な感じの方ばかり。ウエイターのおじさまから、「ようこそアイルランドへ!」と言われて握手を求められてしまいました。アイルランドの皆様はなんてフレンドリーなんでしょう。















こちらがチャプターワンのパン。左は最後の1つと言っていたサワードーのもの。右側のパンが全粒粉を使ったアイルランドのパンです。これはイーストを使って発酵させたパンではなく、ソーダを使って膨らませたパンです。素朴で美味しいパン。



こちらは前菜のブルーフィンツナのタルタルです。オリーブ、グリーントマト、ケイパーが入っています。塩分や酸味のバランスがすばらしい美味しい一品。ドレッシングはどことなく懐かしい和のテーストです。

うさぎのテリーヌ。添えられているのはフォアグラのクリームと大根のサラダ。大根のサラダの程よい酸味がこってりしたテリーヌをさっぱりとさせてくれます。

お魚料理はエイの鰭。アンチョビの酢漬け、シャロットやマスタードの入った酸味のあるソースと頂きます。身がたっぷりついて美味しかったです。クレソンのピュレもお味に華を添えてくれます。



お肉のメインは鴨。ゴマをまぶして焼かれています。後で知りましたが、このゴマにはかつおで風味がつけられていたのだとか。和食の影響??

 アイルランド産のいちご。バターミルクのアイスクリームやエルダーフラワーの香りや白バルサミコなど手はかかっていたようでしたが、いちごそのものが残念。表面が硬くて甘みも弱いものでした。

 ウェイターさんお勧めのさっぱりデザートはこちらです。ジンのシャーベット、ピンクグレープフルーツにゆずのカスタードなど柑橘系の香り豊かな後味のさっぱりするデザートでした。お勧めに従って大正解!


 サービスのタイミングもすばらしく皆様フレンドリーで楽しいひと時を過ごさせていただきました。アイルランドの食材に誇りを持つシェフの創作アイルランド料理、大満喫致しました。

2014年8月19日火曜日

The Vintage Kitchen (ダブリン レストラン)


アイルランド最後の夜はThe Vintage Kitchenにて。とにかく観光客や地元の人で大人気のレストラン。次から次へと人がやってくるのですが、予約でいっぱいだと知ってがっかりしていく人々を何人も見ました・・・。
パンはこちらのパン。ふわふわのパンにホースラディッシュクリームをつけていただきます。

前菜に頂いた天然ピンクえびのリゾット。タイのレッドカレーのようなお味。こういうリゾットも良いな、と思わせる創作の一品。こぶみかんなどのハーブとチーズの相性も意外にすばらしい!

こちらがもう一つの前菜。鴨レバーのクリーム。全く胃にもたれない軽いクリームでした。クリームの上にはたっぷりピスタチオが乗っています。添えられていたライムのゼリー、レーズンとりんごのジャムも手がかかっています。クリームがすばらしかっただけに、そのへんのスーパーで買ってきたと思われるパンのトーストには少々がっかり・・・。

お魚料理。ヘイクのケイジャン風ブイヤベースでした。少しスパイシーです。ムール貝もたっぷり入っていました。意味が分からなかったのは貝のお皿に乗ってきたlumpfishと言われる卵。これはお魚と一緒に食べるには臭みがきつすぎるし、コンセプトがよく理解できませんでした。

お肉料理はbarry kerriganと語られていたビーフのステーキ。お勧めの焼き加減、ミディアムレアで。付け合せは小さな玉ねぎのピクルスとベーコンのクリームにとポテト。マスタードソースで頂きました。このステーキ、大きすぎてアイルランド人の若い男性も残していました・・・。やわらかくて美味しいお肉でしたが、お肉の味そのものは昨日のステーキの方が良かったかも知れません。

創作的なお料理の数々。大変楽しませていただきました!
とても人気のレストランなので必ず予約が必要です。ワインの持ち込み料がかからないので、皆様お好きなワインを持って来て楽しんでいるようでした。