2015年4月19日日曜日

Burger & lobster


ロンドンで人気の「高級」ファーストフード(?)、バーガー&ロブスターにやってきました。予約は団体以外は受け付けておらず、いつも行列しているというので、なかなか来る気になれなかったのですが、本日はタイミング良く、カウンター席にすぐに座ることができました。

メニューは簡単。3種類しかありません。ハンバーガー(お肉の焼き加減を選んだり出来るようです)、ロブスターサンドイッチと丸ごとロブスター。お値段はどれも20ポンドです。


 ロブスターは焼いたものか蒸したものを選ぶことが出来ます。ソースはガーリックレモンかバターの2種類。サラダとフライドポテトがサイドディッシュとして付いてきます。
プリプリの美味しいロブスター。塩加減も程よく、爪の奥の奥までほじくって頂いてしまいました。












ロブスターサンドは、温かいバターた~~~~っぷりのブリオッシュの中に軽いマヨネーズで和えたロブスターがたっぷり入っていました。こちらも食べ応え十分。
お腹いっぱいになりました。

ハンバーガーもとても美味しそうでした。コストパフォーマンスが良いのはやはり丸ごと一匹ロブスターだと思います。
ロブスターはカナダで仕入れているのだとか。NYにも支店ができたようです。

2015年4月6日月曜日

Chefs en Provence (フランス マルセーユ空港 レストラン)


ロンドンへはマルセイユ空港から出発。飛行機が遅れてしまったので、空港2階のレストランでランチ。

プロヴァンスのミシュラン星付きのシェフたちが監修しているようです。


ペリエはBocuse d`Or というボキューズ先生が1987年に始めた料理の国際コンテストのオフィシャル水になっていました。
 前菜の半熟卵のランゴスティンソース。

ワイルドマッシュルームのコンフィと生ハム、パルメザンチーズ。これ一品でメインになってしまうようなボリューム。厳選された茸がたくさん使われており大満足。


 ブイヤベース。こちらもすばらしいボリューム!












鶏肉のモリーユ茸ソース。ニョッキ添え。見た目は今ひとつですが、お味はすばらしかったです。
こんなにボリュームがある料理が出てくることは全く想定していなかったので、大変お腹いっぱいになりました。有名なシェフたちが監修しているだけあり、美味しいランチを頂くことが出来ました。
マルセーユ空港で時間があったらお勧めです。

2015年4月4日土曜日

fou de fafa (フランス アヴィニョン レストラン)


アヴィニョンでの夕食はトリップアドバイザーでも人気のfou de fafaへ。



テキパキした女性が一人でサービスを行っています。アミューズはヒヨコマメのムース。ごま、大豆とはちみつが入っているそうです。ツブツブした感じで面白かったです。

前菜に頂いたのはホタテのパプトン(papeton)。アヴィニョンの名物料理のアレンジ版。papeは14世紀にアヴィニョンにいた法王が語源です。本当はなすのピュレに卵を入れて焼いたものだそう。今回はホタテで。ソースは春らしいグリーンピースのソースで。とても美味しかったです。

ヤギのチーズのフィロ包み焼き。中にはドライトマトとオリーブのジャムが入っています。こちらもプロヴァンスらしい美味しい一品。

豚のフィレ肉マンゴーとパイナップルのサルサ。お肉が柔らかくて美味しい!
こちらはローズに焼かれた鴨のロースト。いちごとバルサミコのソースで。

 プロヴァンスのチーズ。トマトのジャムが大変よく合いました。

バノフィーパイ。
色々なところにプロヴァンスの秘密が隠れている素敵なレストラン。アヴィニョンに来たらお勧めです。家庭的な雰囲気もとても良かったです。

La Tomate Verte (フランス エクス・アン・プロヴァンス レストラン)


 エクス・アン・プロヴァンスでのランチはLa Tomate Verteにて。


メインとデザートの2品頂きたかったのですが、あまりにもサーブに時間がかかり遅かったのでデザートは断念。とても美味しいランチでした!
マッシュポテトとチキンのマスタード煮。

こちらはすずき。ズッキーニとトマトをオリーブオイルでさっぱり和えたソースが乗せられています。皮がパリパリ。

2015年4月3日金曜日

Keisuke Matsushima (フランス ニース レストラン)


ニースの夕食は街のトラムに乗ってニースの日本人シェフのレストラン、Keisuke Matsushimaへ。

中にはすでに東洋人と日本人のお客様が入っていました。





 トリュフのアイスクリームなどのおつまみ。











パンは3種類。アンチョビやオリーブなど地中海の素材が入っていてどれもそのままでも美味しくいただけるパンです。



 こちらはアミューズの現代風ニシソワーズサラダ。マッシュされたアンチョビとじゃがいものベースの上に色々な食材が美しく並べられています。ニースらしい一品。

本日はお店の方もお勧めの春のメニューを頂くことにしました。
前菜のアスパラガスのヴェルーテ。ふわふわのヴェルーテ(エスプーマ)。卵の黄身、生のアスパラガスのスライス、ベーコン、トリュフオイルが乗っていました。にんにくのにおいが勝ってしまい、アスパラガスの香りを邪魔してしまっているように感じられました。大変残念。

もう一品の前菜はブルーオマール。25ユーロ!の追加料金。下にはアーティチョークのプロヴァンス風(にんにくなどで和えられています)が添えられています。期待に胸を膨らませていた一品ですが、こちらも残念ながら感動を与えてくれる一品にはなりませんでした。オマールの甘みそのものも火入れも今一つ。アーティチョークは春を感じる美味しさでしたが、これら素材の調和が感じられませんでした。期待しすぎたのかもしれませんが、これまでの経験では、追加料金以上の満足を得られることばかりだったので、残念ながらマイナス評価になってしまいました。

気を取り直してメインの帆立貝。ニョッキが添えられています。さわやかなレモンの香り。こちらは少し塩分がきつかったですが、大変美味しかったです!!
 もう一品のメインは子羊。10ユーロの追加料金。レモン風味の子羊のジュスのソース。添え物は小さなじゃがいもに子羊のミンチが入ったもの。プロヴァンスのチーズのクリームも添えられています。焼き加減も良くとても美味しかったです!!




デザートの前の一品。レモンのソルベとラズベリーのムース。
 デザートのミモザ。ヨーグルトのアイスクリーム、パッションフルーツのクリーム、レモンのメレンゲ。さっぱりした美味しいデザートでした。










こちらも南国を感じるさっぱりしたデザート。小さく切ったフルーツカクテルの上にココナッツのエスプーマとバジルとパイナップルのソルベ。さっぱり美味しく頂きました。

最後のプティフール。

ニースで大活躍の日本人シェフのレストランを微力ながら応援させて頂こうと予約したのですが、イースター期間中だったせいか本来の実力が発揮されていなかったのではないかと思わざるを得ない結果でした。

何よりも問題だったのはサービスのテンポの悪さ。隣のテーブルに座っていたアメリカ人のご夫婦は最後の方は本当にイライラしていて、ウェイターさんに、「もう出ないといけないので、早くデザートをサーブして!!」と、こちらにも聞こえる位大きい声で言っていました。そんなお客さんがいる横で、シェフがお知り合いのご家族と長々とおしゃべりしていたのも、ご夫婦の感情を逆立てる要因になっていたように思います。

もう一つ庶民目線からコメントさせていただくと、季節のメニューのメインコースは2品しか選択肢がないのですが、その一方は10ユーロの追加料金が出てしまうということ。追加料金なしでお食事しようと思ったら、そのお客様は帆立貝しか選ぶものがないことになってしまいます。もう一品チョイスを増やすか、追加料金を徴収しないかにした方が親切な気がします。面白かったのはイギリスであれば、追加料金が必要なのは帆立貝の方であって、子羊は通常料金だということ。さすがは海に近い地域ですね!

いずれにせよ、異国でここまでの地位を築いた松嶋シェフには敬意を表したいと思います。色々なビジネスを手広く行っているようですので、これからのご活躍を楽しみにしています。

 最後にニースの広場の面白いオブジェ。