2014年3月21日金曜日

Workshop (ロンドンカフェ)

ロンドンのコーヒー好きの間では有名なカフェ、ワークショップ。仕入れから焙煎にまでこだわったコーヒーを提供しています。




きめ細かでクリーミーに仕上げられたカプチーノ。とても美味しく頂きました!!


コーヒーのお供は温かいジンジャーケーキ。マスカルポーネチーズとトフィー添え。こちらもしょうがの香りが優しい美味しいケーキでした。お店の奥では大きな機械で自家焙煎が行われていました。

鮨徹 (ロンドンレストラン)

待ちに待った「鮨徹の日」がやって参りました。 鮨徹さんはロンドンに2年前にオープンしたカウンター7席のお鮨屋さんです。なかなか予約の取れない人気店です。2012年12月にイブニングスタンダードの記事でQuo Vadisのシェフが紹介しているのを見て以来、毎月のように予約を試みていましたが電話さえつながらないという日々が続いていました。今日の予約は奇跡的につながった電話でひと月前にやっと取れたものです。

日本のおもてなし。
本日は事前にお願いしておいたおまかせ鮨を頂きました。


枝豆。本日のカウンターは我々以外は皆様ノンジャパニーズ。いわゆる皆様フーディーズ。

黒鯛と青紫蘇。食べながら溢れる喜びをこらえられなくなってしまい思わずにんやり。お魚、シャリ、そして最後に丁寧に刷毛で塗られた煮切り醤油のバランスがなす感動の美味しさ。

鯵。
ほたての炙り。
づけ。

ひらめの昆布〆とあん肝。ゆずポン酢の香りがさわやか。

はまち。このあたりから、別の組のお客様とも打ちとけた会話が繰り広げられてくるのがカウンター席の魔力。お隣の女性は何とニューヨークから。お兄さんが鮨徹の常連さんで、ツイッターで空きが出たことを知ったお兄さんが、何も聞かずにとにかく今予約を入れろ、と教えてくれたそう。とてもラッキー。

うにといか。



ぼたん海老のあぶり。レモンと七味がかかっています。
徹さんの仕事ぶりは本当に徹底しています。すべての動作が計算の上に成り立っており、素材に対する思いやり、最高のものの追求へのこだわりを感じます。

中トロ。
大トロ炙り。
いくら。上にはゆずの皮がかかっています。
ばってら炙り。
驚いたことは、こちらで使っている食材はほとんど現地調達ということ。
中おちの巻物。ごま、一味、しそ、お新香が入っています。
最後は卵焼き。
包丁捌きであったり、包丁の入れ方であったり、調味料の使い方であったり、お米のたき方であったり、器であったり、握り方であったりなどなど、挙げればきりがないのですが、お鮨は技術と芸術が織り成す日本が生んだ最高の食だということを改めて感じました。
徹さんは自分に言い訳をしたくないから最初から最後まで全て自分でやるのだそうです。細部へのこだわりがこの感動の味を生み出すのだということを感じます。この後もお休みなしでディナーに向けて準備があるのだそう。
本当にご馳走様でした。今度はいつ予約が取れるかしら?

2014年3月2日日曜日

キュベルドン (ベルギー・スイーツ)

ベルギーの伝統的な砂糖菓子、キュベルドン。鼻のような円錐形の形をしています。中には少しとろっとしたシロップが入っています。伝統的にはラズベリーの1種のみだそうですが、今では色々な味のキュベルドンが売られています。

型の中をスターチで厚く覆い、その中に熱いシロップを入れて7日間ほど乾燥させて作るのだそうです。

Restaurant Bruneau (ブリュッセル・レストラン)


ブリュッセルのケーケルベルクのバジリックのほど近くにあるRestaurant Bruneauでランチ。

アールヌーボーの建物です。
天井が高く素敵な中庭に面したレストラン。



メニューを選んでいる間にワッフル風のおつまみが出てきました。ハムとパルメザンチーズの一口ワッフルです。






本日はランチの3コースを頂くことにしました。
アミューズはヤギのチーズとスモークサーモンを巻いたもの、スズキの「テンプラ」、マッシュルームのスープです。スズキはテンプラというよりフライでしたが、いずれも食欲をそそらせてくれます。

パンもおいしく頂きました。



こちらは前菜。小エビを白身魚で包んで蒸し焼きにしたもの。ソースは少し甘めのクリームソースです。とても丁寧な仕事を感じます。
メインはロブスターとモリーユ茸を鶏肉で包んで蒸し焼きにしたもの。こちらも濃厚なチーズソース。付け合せのお野菜の彩りも美しい一品。

デザートはマンゴーの炙り。パッションフルーツのソースにマンゴーのソルベ。全くお砂糖を追加する必要のないマンゴーなのにたっぷり砂糖をかけて炙っており、パッションフルーツソースにもたっぷり甘みがついていたのが非常に残念。


コーヒーを頼んだらこんなに沢山のかわいらしいプチフールがついてきました。

伝統的な洗練されたフレンチという感じでした。蒸し焼きのクリームソース系が重なってしまったのが少し残念でした。もちろんクリームソースの味は全く異なったのですが・・・。それからこちらのシェフ、包むのがお好きなようで、2品とも包んだお料理でした。でも包むことによって色々な素材の調和を楽しんだり異なった食感や香りを味わえるのも事実。一品一品は美味しいのですが、ランチコースとしてサーブしている以上、全体としての調和が欲しかったところです。

2014年3月1日土曜日

Den Gouden Karpel (ブルージュレストラン)

ブルージュの夕食は魚市場の裏にある魚料理のお店、Den Gouden Karpelにて。

えびクリームコロッケを前菜に。
ワーテルゾーイ。色々なお魚のクリーム煮です。意外にさっぱりしていてとても美味しかったです。


こちらはブイヤベース。あまりの量の多さにびっくり!

もっと驚いたのは上述2品が日本のいわゆる土鍋に入って出てきたこと。いずれもじゃがいもが入っていたのですが、とてもしっとりして甘いじゃがいもでした。やっぱりポテトの国ですね。
こちらのレストランは日本人観光客に慣れているらしく、店員さんが「美味しかった」「どうぞ」「ありがとう」などあやしい日本語を話していました。