2014年10月19日日曜日

Da Gianni (ボローニャ レストラン)


 ボローニャ最後のお食事はDa Gianniにて。メインの道から少し奥まったところにありますが、予約客でいっぱい!要予約です。


 前菜にはボローニャ名物のモルタデッラハムのパテとチコリアの炒め物を。

メインにはもちろんタリアテッレ・ボロネーゼ。いくらでも食べられそうな美味しさ!手打ち麺も美味しい!!
そしてこちらもボローニャ名物。トルテリーニ。こちらをスープで頂きました。トルテリーニの中にはパルメザンチーズや生ハムが入っていてとても香り高い一品。幸せ。
 ほとんどのイタリア人はこの後メインコースで、がっつりとした肉料理を注文していましたが、残念ながらここでギブアップ。
本日のデザートからシュークリーム(カスタードクリームがたっぷり入っているシュークリームをチョコレートソースで)を。

マスカルポーネのデザート。

大満足のランチでした!!

2014年10月18日土曜日

Tamburini (ボローニャ・お惣菜)


本日のボローニャでのランチは大勢のお客さんで賑わうTamburiniにて。2時頃というのに大行列。中でも食べることができます。
お店の方に聞いたところ、店頭で販売している美味しそうなお惣菜は中で食べるメニューにはないのだとか。・・・ということで急遽作戦変更で、お持ち帰りで頂くことに・・・。なぜか池袋にあるタンブリーニ日本支店のポスターが貼られていました(笑)。







さて、こちらがお持ち帰りにした品々。まずは生ハムとチーズを重ねた前菜。口に入れた瞬間トリュフオイルの香りがふんわり~~~。美味。何も調理していないけど、素材の美味しさが引き立っていました。

こちらはチコリのオイル焼き。ほんのり苦くてとても甘い素材が生きたお味です。こんな少ししか買わなかったのにちゃんと温めてくれました。



 メインで頂いたショートパスタのきのことパンチェッタのクリーム風。こちらも美味しい一品。大満足です。

2014年10月12日日曜日

St. John (ロンドンレストラン)


本日はSt.Johnでランチ。おしゃれなファリンドンの駅から歩いて5分のところにあります。

こちらは入ってすぐのカフェエリア。
 中に入るとベーカリーとバーがあります。ここはパンやワインも有名です。

 レストランは階段を上がったところにあります。なんだかレストランというより「食堂」と言うほうが相応しい感じの雰囲気です。














本日は前菜から3品とメインから1品頂きました。まずはスペシャリティの骨髄とパセリ。
熱々に焼かれた骨の中から隋を取り出し、トーストされたサワードーのパンに塗り、海の塩をかけてパセリを乗せて頂きます。濃厚でコラーゲンたっぷり!


こちらのパンはもちろんお手製です。

 本日一番のお気に入り、コールラビのサラダ。コールラビはカブのような形のお野菜です。味はカブを甘くしたような感じで、シャキシャキ、サクサクしています。とても水々しく、レモンとオリーブオイル、ケイパーのシンプルな味付けが病みつきになる感じでした。家でも今度何か作ってみたいと思います。

 豚の皮とチコリ。マスタードマヨネーズで和えられています。

メインにはドーバーソールのムニエルを頂きました。これはメニューにないスペシャルなものとして紹介されました。他にも本日のスペシャルメニューがいくつかありましたが、選んでいる間にすぐになくなってしまうようで、ウェイターの方が何度か謝りに来ました。新鮮なドーバーソールで、バターソースとの相性もぴったり。美味しく頂きました。


デザートには15分待ちのマドレーヌを。半ダースでも1ダースでもオーダーすることが出来ます。
出来立て熱々のマドレーヌ、とても美味しかったです!!


2014年10月5日日曜日

2014年のフランスパン


2014年バゲットコンクールで優勝したのはSarl Aux Delices du Palais。何とこちらのパン屋さんはお父様も1998年に優勝しています。


 店内は広々としており、優勝したバゲットのみならず、沢山のスィーツも売られており、ご近所に愛される街のパン屋さんという感じでした。
















こちらが優勝したバゲット1.1ユーロ。オランド大統領も毎日食べています。お味はもちろん申し分ありません!!



本日はその足で毎週日曜日に開かれるラスパイユのビオマーケットに行き、このバゲットに挟むチーズのスライスを購入して、美味しく頂きました。
ラスパイユのビオマーケットは地下鉄Rennes駅を降りるとすぐ目の前から広がります。日本人が沢山いてびっくりしました。



2014年10月4日土曜日

La Table d'Akihiro (パリ レストラン)


夜はやっと予約の取れたLa Table d'Akihiroで。
 店内が明るいのが嬉しいです。メニューはデザートを入れて5品で構成されるシェフお勧めコースのみです。16席の小さなレストランで、オープンキッチンの中では堀越シェフがお一人で調理をしています。堀越シェフは三ツ星のL'Ambroisieの魚部門のトップを長年務めていた方で、このレストランでは魚介料理のみが提供されます。


 一品目はタイ。パン皿のように小さなお皿で出てきました。ごぼうが添えられています。調和の取れた酸味と甘みのあるハニーヴィネグレットソースで頂きます。最高の火入れで、お魚はホクホク。
 2品目はオマール海老のミネストローネ。お野菜やパスタは煮込んで出汁になってしまったものとは別に作られているようで、歯ごたえが残っています。そして、メインのオマールも完璧な歯ごたえ!!まわりはフランス人ばかりでしたが、皆美味しいスープを一滴も残すまじと、パンにつけてきれ~~~~いに食べていました。


3品目はマトウダイ(フランス語ではサン・ピエールだそうです。英語ではJohn Dory。)。下にはマヨネーズ風のエマルジョン。上にはレタスの芯をキャラメリゼしてスパイスをかけたもの。こちらも唸る美味しさ!!スパイス加減が何とも言えません。

 4品目が出てくると本当に寂しい気持ちになりました。なぜならこれが最後の一品だから!!もっとこの美味しいお料理を食べた~~~~いと思ってしまいます。悲しい最後のお料理はソール(ヒラメ)。下にはセップ茸とチャイブ。弾力のあるお魚と香り豊かなセップ茸のすばらしきハーモニー。

デザートはダックワーズといちじく。こちらも甘さ控えめでとても美味しかったです~~!!
どの品も魚の臭みを一切感じませんでした。そして添え物は「お魚の美味しさを最大に引き出すもの」という役割を徹底しており、ミニマムです。またポテトやライスなどの炭水化物のないシンプルなお皿なので、さっぱりと頂くことが出来ました。ソースの構成もヴィネグレット、クリーム、バターと考えつくされている感じでした。そして何よりも一品一品最高の火入れで本当に美味しく、文句のつけようがありません。無理矢理一つだけコメントをするとすれば、2品目を頂くときに使ったスプーンが人間工学にかなっておらず、少し食べにくかったこと(笑)。

色々な種類の魚料理が食べたい方は夜、一つのお魚をガッツリ食べたい場合はお昼が勧めだそうです。今度は昼夜来たいと思ったくらい美味しく頂き、すっかり堀越シェフの虜となってしまった夕べでした。