2014年6月22日日曜日

ナポリのカフェ


ナポリはカフェも充実。老舗のGambrinus(ガンブリヌス)はプレビシート広場のすぐ横、ショッピングのメッカ、キアイア通りの入り口にあり、朝早くからにぎわっています。



 もちろん頂いたのはナポリ名物のスフォリアテッラ。貝殻のような形をしたパイです。サクサクではなく、パリッパリの食感が新鮮なパイ。中にはリコッタチーズをベースにしたクリームが入っています。こちらのクリームはオレンジピールが混ざっていました。甘さも程よく美味しい!!



スフォリアテッラと言えば、ガッレリアの中にあるSfogliatella Mary(スフォリアテッラ・マリー)。



この層のすばらしさ!これはぐるぐる巻いたパイ生地を切って、中心から少しずつ伸ばしながらクリームを包むからこのような形になるのだとか。また、このパリパリ感はバターでなくラードを使うことで生まれるそうです。いつも熱々が出てきます。

こちらはもう一つの名物ババ。きのこの形のスポンジケーキにラム酒風味のシロップをたっぷりしみこませたもの。

こちらはキアイア通りにあるアイスクリーム屋さんFantasia。

沢山の種類のカラフルなジェラートが並んでいます。

 さっぱりして美味しかったです!!

最後の空港でも頂いてしまいました・・・。

 スフォリアテッラはタルト生地のものもあったようで、本日はそちらも頂いてみることに。














タルトベースは少し重たい感じです、ナポリっ子が朝食代わりに食べていました。


短い旅でしたが、美味しいものをたくさん頂きました!
最後に、ナポリの街で気になったこと。この街はなぜかそこら中にごみが・・・。どこからこんなにごみが出てくるのでしょう?と不思議に思うほど沢山ごみが捨てられていました。また、空港から市内に向かうバスから見た光景は北アフリカそのもの。南の方に来たのだと感じました。

2014年6月21日土曜日

Ciro a Santa Brigida (ナポリレストラン)


サンカルロ劇場でコンサートを楽しんだ後はCiro a Santa Brigida(チーロ・ア・サンタブリジダ)にて夕食。
リストランテ&ピッツエリアではありますが、雰囲気は食堂のような感じです。


こちらでは、シーフードのマリネ、

前述のピッツア

そして店員さんお勧めのナポリのパスタMezzanelli alla Scarparielloを頂きました。穴の開いたショートパスタとトマトの甘み、チーズのコクが合わさった、シンプルながら唸ってしまいそうな一品。
残念ながらナポリ風肉団子Polpette alla Napoletanaは暑い時期は作らないそうで食べることができませんでした!!
こちらのレストランはオーダーが入るとすぐに作ってしまうようで、前菜、メインと順番に頂くことができず、次々出てくるお皿を冷めないうちに早く食べるという試練がありましたが、ナポリ料理を満喫しました!!

2014年6月20日金曜日

Regina Margherita (ナポリレストラン)

夜はたまたまバスでご一緒したナポリ暮らしの長い日本の方から教えて頂いたサンタ・ルチアのレストラン、Regina Margheritaへ。ナポリ民謡でもおなじみのサンタ・ルチアにも来ることができて感激。

場所は卵城を眺めることができる絶好のロケーション。

パンは世界各国語で「パン」と書いてある紙袋に入って出てきました。

シーフードのサラダ。シーフードにレモンジュースとオリーブオイルだけの本当にシンプルなサラダですが、新鮮な海の幸だからこそ、やはりシンプルが一番美味しい。たこが柔らかくて特に美味しかったです。 添えられていたにんじんの甘さにも驚き。
シーフードのパスタ。パスタは手打ちのscialatielliというバジル入りの太めのロングパスタで、うどんのような食感。これが濃厚な貝のソースとよく絡んでおり、いくらでも食べられてしまいそうな美味しさ。イタリア麺の奥は本当に深いです!!

デザートに頂いたティラミスもさっぱりした甘さで美味しかったです!!
 ピザでお腹がまだ半分くらいしか消化できていませんでしたが、せっかくなのでということで来てみて本当に良かったです!

ナポリのピザ

美味しいナポリ風ピッツアを求めて、2泊3日でナポリにやってきました!
到着してすぐにやってきたのはちょっと危険な匂いの漂う中央駅から歩いて10分ほどのところにあるDa Michele(ダ・ミケーレ)。沢山の人が外で待っていたので、すぐに分かりました。ダ・ミケーレは1870年創業の老舗です。ジュリア・ロバーツ主演の映画「食べて、祈って、恋をして」のロケ地にもなりました。2年前から恵比寿にもお店を出しているそう。日本って本当に何でもありますね・・・。

到着後、中に入って番号札をもらってひたすら待つこと約20分、やっと席に案内して頂けました。


種類はマリナーラとマルゲリータの2種類のみ。ピッツアは注文してから1枚1枚作られます。トマトソースの上に、たっぷりのオリーブオイル、にんにくとオレガノが乗ったシンプルなものがマリナーラ。トマトソース、オリーブオイル、モッツアレラとバジルがマルゲリータです。


席についてから待つこと約15分。こちらが出てきたピッツア!!小さいものを頼んだつもりが、直径30センチはあるのではないかという大きさでびっくり!モッチモチの生地に甘酸っぱいトマトソースで、最高の一品!!ソースやオイルなど水分が多いので、こちらのピッツアは手で食べるのは少し難しく、皆様フォークとナイフで食べていました。ナポリの常連さんカップルと相席だったのですが、このお店は、来るたびに値段が違うので、いったいいくらなのかよく分からないと笑いながら話していました。本日はマリナーラとマルゲリータとお水で11ユーロ。マリナーラ4ユーロ、マルゲリータ5ユーロ、お水2ユーロ、と言ったところでしょうか???













ダ・ミケーレから歩くこと15分、お次はドゥオーモ近くのこれまた有名店、


Di Matteo(ディ・マッテオ)へ。3時頃の到着だったので、ほとんど他のお客様もおらず、今度はすぐに座れました。



こちらは色々な種類のピッツアがありました。揚げピッツアも有名だそう。マリナーラは2.5ユーロ。本日頂いたのは、水牛のモッツアレラのマルゲリータ、4ユーロ(普通のモッツアレラは3ユーロ)。かなりの大きさです。こちらのピッツアはトマトソースの酸味が効いていて、奮発した(?!)モッツアレラがとてもミルキー。生地は弾力があるものでした。












ピッツア食べ比べ最後のお店はCiro a Santa Brigida(チーロ・ア・サンタブリジダ)。こちらは、ピッツエリア兼リストランテで、「真のナポリピッツア協会」の1号店だとか。



こちらでは、お店の方お勧めの、黄金のピッツア(ヴェスヴィウスのミニトマト、オリーブオイル、モッツアレラチーズ、パルメザンチーズとバジル)を頂きました。ピッツアは小ぶりで、トマトソースの量が少ないので、手で頂くこともできます。お値段はこれまで頂いたピッツエリアのピッツアの倍の8ユーロ。

どこで頂いても本当に美味しかったです。個人的に一番好きだったのは、老舗のダ・ミケーレ。生地とソースのバランスがとてもすばらしく、生地がモチモチしているところが非常に良かったです。いずれも甲乙つけがたい美味しさ!!ナポリっ子曰く、ピッツアはイーストが重要とのこと。
今回驚いたのは、ピッツアを焼く直前にた~っぷりのオリーブオイルをかけて焼いていたということ。1枚あたり大匙3~4杯はかけているのではないかと思うほど大量のオリーブオイルを使っています。これがピッツアの具の乗った部分をしっとり焼くコツなのかも知れません。
それにしても本場のピッツアは本当に美味しかったです。