2014年4月26日土曜日

Bea's of Bloomsbury (アフタヌーンティー)

カップケーキで有名なBea's of Bloomsburyにやって来ました。こちらは以前ご紹介したダフィン発祥のお店でもあります。

















カジュアルで居心地のよい空間です。

















アフタヌーンティーを注文した場合のみ予約が可能です。本店では土日にのみ楽しむことができます。















まずはブリオッシュのバンのサンドイッチ。チーズとたまねぎのジャム、ドライトマト、生ハムの3種類のバンが出てきました。ちょっと雑な作り(失礼!)に見えますが、美味しいものでした!

 そして2段重ねのケーキスタンド登場。下の段はスコーンとブラウニー、上の段にはカラフルなカップケーキ、フルーツのマシュマロとフルーツのメレンゲです。本日はラズベリー味のマシュマロとメレンゲでした。


 カップケーキはお店の人にお願いすると好きな種類に交換してくれます。今日はチョコレートベースのカップケーキにラズベリーバタークリームがのったもの、同じくチョコレートベースにピーナツバター入りバタークリームとレッドベルベットの生地にクリームチーズのトッピングの3種類を頂きました。クリームはバタークリームよりクリームチーズの方がおいしかった気がします。
スコーンはサクサク&しっとりで大変美味しいものでした。さすがはケーキ屋さんのスコーンです。














カップケーキをはじめ、家庭的で素朴なケーキたち。キャロットケーキも美味しそう。
アフタヌーンティーも繊細さはありませんが、この大胆な感じが新鮮でした。カジュアルにお友達と憩うのに最適なティーハウスです。

2014年4月21日月曜日

Gymkhana (ロンドン・レストラン)

イースターの連休最終日は最近人気のインド料理Gymkhana(ジムカーナ)に行ってきました! 比較的新しいお店ですが、予約が取りにくいお店としても有名です。
内装はコロニアル風。
本日はランチコースで。おつまみは、カッサバ、レンズ豆とじゃがいもから作ったパパドン(揚げせんべい)。マンゴーの甘いチャツネか海老のスパイシーなチャツネを添えて頂きます。とても美味しくってとまらなくなってしまいます。


鴨の卵のブルジ(オムレツ)。中にはロブスターが入っています。パラータ(パイのように層になったパン)と一緒に頂きます。スパイスもほどよく美味しい~!












こちらは鶏肉のティッカ。きゅうりとマスタードのサラダ添え。鶏肉はとてもやわらかく、炭火焼きの香ばしさで食欲がそそられます。

メインコースはホロホロ鳥のタンドール。緑のマンゴーのチャットと共に頂きます。グリーンマンゴーの酸味とよく合います。

こちらは鯛。見た目は飾り気がないので、びっくりですが、こちらはお魚がとてもしっとりしていて味付けも程よくとても美味しかったです!添えられていた少しスパイシーなトマトサラダと頂くと一層さっぱり美味しくいただけました。

メインコースにはライス、ナン、ダールそして、ほうれん草とパニールのカレーが出てきました。
デザートはバラのアイスクリーム、バラゼリー、なぜかビーフンの細かく切ったものが入っていました。薫り高く、口の中をすっきりさせてくれるすばらしいデザートでした。


最後にバラのクリーム入りのダークチョコレートが出てきました。
堪能させて頂きました。

2014年4月12日土曜日

Ciel Bleu (オランダ・レストラン)

夜はホテルオークラの23階にあるレストラン、Ciel Bleuにやって来ました。

















アムステルダムを一望できる絶好のロケーションです。

テーブルクロスには浮き彫りのロゴが。


オリーブオイルが2種類出てきました。右のものはスペイン北部のもの。フルーティーで優しい香りです。左はイタリア産のオリーブオイル、シエル・ブルーのオリジナルです。こちらは力強くスパイシーなオリーブオイル。色も緑色です。
パンのお供として、無塩バターとお塩が2種類出てきました。黒オリーブで風味の付けられたマヨルカのものとオーストラリアのもの。オーストラリアのお塩はとてもまろやかで円い味でした。
アミューズその1は、トリュフのような一口ボール。セロリ、きゅうり、しょうがと自家製レモンチェロの入ったカカオバターボール。一口で頂くと中から液体が出てきます。とてもさっぱりしていましたが、お味は今ひとつ・・・。

お次のアミューズはTOM YAMと書かれた白い紙に乗ったかわいらしいシーフード。この紙はライスペーパー、そして文字はイカ墨で書かれているので全てが食用です。たばこのように巻いて食べてくださいね、ということでした。オランダ産の味の濃い小エビが沢山入ったトムヤム味の一品。

最後のアミューズは、クスクスの上に乗ったオランダ産のムール貝の”テンプラ”。テーブルに出されたときにふわっと漂う香りがすばらしかったです。トマトのピュレ、イカ墨を混ぜたおせんべいが添えられています。オランダのムール貝は、小粒でしたが、甘くて美味しいものでした(実はベルギーで出てくるムール貝は全てオランダ産です!!)。
お料理は季節のメニューから。季節のメニューは年に4度メニューが変わり、4品、5品、もしくは6品のコースから選ぶことができます。せっかく来たし、どれも美味しそうだったので、今回は6コースを選びました。
第1品目は、「牡蠣」。色も美しく香りもすばらしい。牡蠣はボルドー産。まわりにはきゅうりのゼリーがしかれており、わかめのクリームとサワークリームが添えられています。ふっくらして甘い牡蠣に少し酸味のあるきゅうりのゼリーが織り成すさっぱりした一品。素材の持ち味を邪魔をしない手間のかけ方はさすがです。
2品目は「タラバガニ」。たっぷりのタラバガニの上には白バタークリーム、それらをパリパリしたイカ墨の薄い生地で包み(軍艦風?)、上には金箔とキャビアが乗っています。見た目にも美しくお皿ともマッチ。少し塩気が強く感じましたが、ワインと頂くと程よい美味しさ。

気がつくと、我がテーブルにだけパンが来ていなかったので、パンをお願いしたら、忘れていたようで、平謝りに謝られました。こちらのパンは種が沢山入って香ばしい全粒粉パンでした。シェフのレシピを使って近所のパン屋さんで焼いてもらっているとか。


3品目は「ほたて」。様々な調理方法のにんじん、ブラッドオレンジと共に。にんじんは薄切りの生、ピュレ、シンプルに湯がいたものなど。黒いのはイカ墨です。これはにんじんの香りを甘くまろやかなものにしてくれます。バターで美しく焼かれたフランス産帆立貝とにんじんの香りが鼻をくすぐります。肉厚のホタテとソースを一緒に頂くと幸せになる一品。見た目が今ひとつなのが少し残念。

4品目は「カレイ」。ザリガニとアーティチョークが添えられており、ザリガニのビスクのカプチーノ仕立てのソースです。こちらはソースの塩分が少し強かったのですが、焼き加減もお味も最高。

5品目はPierre Duplantier氏が南フランスでシエルブルーレストランのために飼育した「鶏肉」。しかしこのお料理、実はフォアグラを包んだこの鶏肉の他に、手長海老や旬の白アスパラガスが添えられていて、私にとって鶏肉は脇役でした。むしろ鶏肉がなかった方が良かったかも・・・。ソースは鶏肉と鶏肉のレバーで作ったもの。白アスパラガスは、ピクルスにしたりゆでたり揚げたりしていて大変楽しませて頂きました!
デザートの前のプレデザートはこちらのさっぱりした一品。ルバーブのゼリー、いちご、ゆずクリーム、チーズケーキといちごのシャーベット。


そして何やらテーブルの上にはこちらの緑色の液体の入った水筒(?!)が・・・。
デザートはこちらでした。ヨーグルトクリームと青りんごとセロリ。上からドライジンの液体がかけられました。非常にさっぱりして美味しいデザートでした!!

良質なシーフードが沢山あって量もちょうどよく、本当に美味しい夕べを楽しませて頂きました。食後のドリンクを頼むと手作りチョコレートのプチフールが選び放題のカートがやってくるのだとか・・・。残念ながらそこまでたどり着きませんでしたが・・・。