2014年2月11日火曜日

Le Gavroche (ロンドンレストラン)

イギリス人の多くにに愛されるミシェル・ルー・ジュニアのレストラン、Le Gavrocheにやって来ました。ここル・ガブロッシュは、ジュニアのお父さんとおじさんから受け継いで、英国で初めてミシュラン三ツ星を取ったレストランとして知られています。シニアとジュニアのお父さん、アルベルト氏は、英国に近代フランスの味をもたらした英国フランス料理界のゴッドファーザーたちとして知られています。ジュニアは、その親しみやすいキャラクターと魅力あるトークから、テレビ番組にも引っ張りだこ。もちろん私も大ファン。
憧れのル・ガブロッシュです。 ル・ガブロッシュは、最近まで改装工事を行っており、先日ソフトオープンしたばかり。キッチン等を大改装。それにかかった費用はなんと70万ポンド(約1億円!!)。

テーブルではオリジナルの絵皿が迎えてくれました。

メニューを選んでいる間に出てきたのは、キャベツなどのお野菜の入ったタルトとヤギのチーズの入ったサモサのようなもの。
本日はテースティングコースに決定。周りもほとんどの方がテースティングコースでした。こちらはテースティングコースに合わせたワインのコースを選ぶことができますが、あまり飲めない私たちはテースティングコースに合う赤ワインと白ワインを1杯ずつソムリエさんに選んで頂きました。

パンはごく普通。

ガヴロッシュは「すばしっこい子ども」、という意味だそうで、あちらこちらにオリジナルの子どもをモチーフにしたものがありました。

最初のコースは名物のチーズスフレ。ふわっふわ。濃厚なクリームととろけたスイスチーズが奏でるハーモニー。お隣のカップルも大絶賛でした。ワインとのマリアージュのコースを頼むとChampagne G.H Martel-"Cuvée Victoire" 2007 Brut が楽しめるそう。
Cheese Souffle Cooked on Double Cream
続いてはフォアグラのテリーヌ。マデイラのゼリーとバターたっぷりのブリオッシュにマッシュルームをはさんだトースト添え。臭みのないフォアグラに甘みのあるマデイラゼリーがベストマッチ。時々舌を驚かせる塩のフレークもすばらしいアクセント。ワインはVouvray "Demi-Sec" 2009 Domaine du Clos Naudin-Vallée de la Loire。

Spice Crusted Foie Gras Terrine,
Madeira Jelly and Mashroom Toast
続いては蟹のグラタン。底にはパセリのソースが敷かれています。バスク地方のマイルドな唐辛子がかけられており、ほんの少しのスパイスがクリーミーなソースにキリリとした味を添えてくれます。ワインはPuligny Montrachet 2008 Domaine Chanson-Côte de Beaune, Bourgogne。


Snow Crab in a Light Hollandaise Sauce
Flavoured with Parsley and Basque Chilli
ここにも「ガヴロッシュ」が!

続いてはスズキ。アラビアのスパイス風味だそう。添えられた赤米のプチプチがすばらしいマリアージュ。ワインはLe Soula Blanc 2008 Vinde Pays des Côtes Catalanes- Roussillon。

Stone Bass and Pastilla, Scented with
Arabian Spices, Fennel, Red Rice
and Meat Jus
続いてはブタの頬肉の蒸し煮。スモークされているそう。ホロホロのやわらかいお肉でした。添えられているのは三枚肉の入ったパリパリラビオリ。甘い赤キャベツのソースが引き立たせてくれます。ワインはChâteau Cabezac "Belveze"- Grande Cuvée 2007 Minervous-Languedoc。

Braised and Smoked Pork Cheek,
Crispy Belly Ravioli, Red Cabbage Condiment

ここまでは量が少なく(2口サイズ)、びっくりしましたが、最後に大きなお皿がやって来ました。ボリュームたっぷりのラム。やわらかいラム肉にタイムの香りのすばらしいソースが添えられます。にんにくが少しきつい気もしましたが、素材の良さを感じる一品。ワインはChâteau Cabezac "Belveze"- rande Cuvée 2007 Minervois -Languedoc。
Roast Pyrenean lamb with Garlic and
Parsley Thyme Scented Jus
このコースには最後にチーズもついてきます。一緒に頂くのは乾燥させたドライフルーツ入りのパン、セロリとかりん、そしてオリジナルのチャツネです。

チーズはこんなに沢山の種類が!!どれも食べてみたい!!チーズに合わせるワインはEsprit de Cevalier 2007 Pessac-Léognan- Bordeaux。













デザートは梨のタルト・タタンでした。甘さは控えめ。残念ながら少し焼き過ぎ。バニラアイスはとてもクリーミーでリッチなバニラの香りが漂います。ワインはVin De Constance 2007 Klein Constantia -South Africa。

Pear Tart Tatin with Vanilla Ice Cream

最後のプティフール。もうお腹がいっぱいになってしまったので、お持ち帰りにして頂きました。















本日はミシェル・ジュニアもご出勤で、お客様のところに何度も顔を出していました。私たちももちろんにっこりミシェル・ジュニアとお話させて頂きました。テレビの出演などでとても忙しいはずなのに、自分のお店にちゃんと顔を出すところもすばらしいです。ガヴロッシュはシェフもスーシェフも女性ですが、今日のお料理はどことなく男らしさを感じさせるお料理でした。今流行のモダンフレンチはアートな感じの繊細な盛り付けで、どちらかと言うとさっぱりと食べさせるものが多く、必ずと言って良いほど和の素材を使っていますが、それとは異なる、正統派のフレンチでした。それにしても使っている素材は厳選されていました。やはり料理は素材が命。
素敵な雰囲気でのゆったりした夕食を堪能させて頂きました。
最後に最近のFT紙に載っていたミシェル・ルー・ジュニアを。まだまだガヴロッシュのスピリットを忘れていない感じです。ますますファンになりました。


Chef proprietor Michel Roux Jr at Le Gavroche, London
                    ©Rick Pushinsky

 

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